カープに鯉

広島カープへの想いを届ける記事を掲載♪「カープ関連」のLINEスタンプも紹介してますヾ(*≧∀≦)ノ゙

巨人・坂本と広島・松山「不振のベテラン」をめぐる監督『大きな差』

2024年8月1日

巨人・坂本と広島・松山「不振のベテラン」をめぐる監督『大きな差』

ベテランの扱い方が勝敗を分けたようだ。7月30日、首位巨人を3.5ゲーム差で追う阪神が、直接対決に臨んだ。試合は5-1で阪神が勝利したが、ポイントとなったのは7回表の攻防。巨人が1点を返し、なおも二死満塁。そこで阿部慎之助監督が送り出した代打は、ベテランの坂本勇人だった。

この展開に、甲子園球場はザワつく。投手は左の桐敷拓馬。左打者の吉川尚輝に代えて右打ちの坂本が送られたのだが、「坂本で大丈夫か?」という雰囲気だった。

結果は3球三振。その後、坂本は三塁の守備もついたが、2度目の打席は回ってこなかった。スポーツ紙デスクが言う。

「坂本の調子が上がってきません。でも二死満塁の場面でヒットを打てば後半戦に弾みがつきますし、そのための代打起用だったと思われます」

長くチームを牽引してきたが、今季はベンチスタートとなる日が多くなってきた。戦力としてアテにしていると認識させることが、阿部監督の目的だったようだ。

そんな「ベテランのトリセツ」は、同じ日の他球場でも見られた。広島・新井貴浩監督は、プロ17年目の松山竜平を「7番・一塁」でスタメン起用している。松山はおよそ1カ月間、ヒットが出ていない。

松山が代打稼業に回って久しい。代打で1カ月もヒットなしとなれば、気持ちは重くなる。あえてスタメン出場させた目的は、4打席を与えて不振脱出のきっかけをつかんでほしかったからだ。当然、新井監督はペナントレース終盤での「代打・松山」を計算に入れている。

7月29日に中日の立浪和義監督が、ベテランの中島宏之を2軍に降格させた。代打に徹してきた中島は今季、13打数ノーヒットだ。

7月30日の2軍戦、中島は試合に出ていない。この時期のベテランの登録抹消は「オフの進退問題」に結びつくケースが多いが…。

ベテランに対し、不振脱出の機会をどんなふうに与えるのか。監督の手腕が試される。(飯山満)

(※引用元 Asagei plus

関連記事

ドラフト5位・河野佳の「入団拒否」に広島が執念「1位もあり得た」

ドラフト5位・河野佳の「入団拒否」に広島が執念「1位もあり得た」

長野久義の「巨人帰還トレード」でプロ野球ファンの高感度をアップさせた広島。そして、次に期待されているのがドラフト指名選手への神対応である。 広島のドラフト5位指名、河野佳(大阪ガス)が「入団拒否」の可 …

小園が抱えていた重圧と今の想い…「存在感が全くない」からの逆襲劇

小園が抱えていた重圧と今の想い…「存在感が全くない」からの逆襲劇

熾烈な上位争いが繰り広げられているセ・リーグのペナントレースだが、2016年からリーグ3連覇を果たした広島は首位から大きく離され、最下位に沈んでいる。開幕から打線を固定できず、日替わり打線が続くなか、 …

森下、栗林の次はこの男、佐々岡カープ「3年連続新人王」が見えた!

森下、栗林の次はこの男、佐々岡カープ「3年連続新人王」が見えた!

2月19日、原巨人と佐々岡カープの練習試合が行われた。2対1で広島が勝利。しかし、佐々岡真司監督は「白星」以上にドライチルーキーの“変貌”を喜んでいたのではないだろうか。 「15日とは別人と言っていい …

新着記事