カープに鯉

広島カープへの想いを届ける記事を掲載♪「カープ関連」のLINEスタンプも紹介してますヾ(*≧∀≦)ノ゙

広島「令和型」と巨人「昭和型」真逆の監督采配・選手操縦法が面白い

2024年8月18日

広島「令和型」と巨人「昭和型」真逆の監督采配・選手操縦法が面白い

プロ野球のセ・リーグは、球史に残る大混戦が続いている。レギュラーシーズンが残り40試合を切り、上位の中で抜け出すためには、連勝と連敗がその差を分ける。総力戦へと移りつつある中で目を見張るのは、巨人と広島の相反するベンチワークだ。

巨人の阿部慎之助監督は勝負に徹し、選手に高いレベルのチームプレーを求める。精神的な甘さがある秋広優人は2軍で塩漬けに。原辰徳前監督と同じように、メディアを通じて厳しいコメントを飛ばし、たとえベテランであっても容赦はない。6月にまるで打てなかった坂本勇人に対しては、スタメンを外した上で再調整を言い渡し、登録を抹消。ジャイアンツ球場でミニキャンプと走り込みをさせている。

ミスに厳しい「昭和型」。それが阿部監督だ。8月10日にスタメン起用されたものの、攻守で精彩を欠いた中山礼都には、

「まだ1軍では使えないのかな、と判断した」

すぐさま2軍落ちを通告する鬼采配を炸裂させた。

一方の広島・新井貴浩監督は選手に対し、こう説いている。

「お前たちはカープという大きな家にいる。チームは家族」

そして、ミスにも優しいのである。

褒めて伸ばすことが前提で、選手を叱責することはなく、メディアを通じて苦言を呈することもない。コーチに対しても、選手を一方的に叱るのではなく、対話をするように求める。失敗しても次の出場機会、挽回の機会を与える「令和型」の指導を貫いている。

冷酷な阿部監督と、温和な新井監督。なんとも対照的なチームカラーなのである。(渡辺優)

(※引用元 Asagei plus

関連記事

菊池涼介が本塁打チーム2位、『守備の達人』が長打力武器に存在感!

菊池涼介が本塁打チーム2位、『守備の達人』が長打力武器に存在感!

身長171センチ、体重68キロとプロの中では比較的小柄ながら、パンチ力を持つ。菊池涼は前半戦こそ主に一番打者に定着していたが、後半戦は六、七番に座り、下位打線で大きな存在感を示している。今季、本塁打は …

石原に聞いた、黒田投手の「バックドア」と「フロントドア」の使い方

石原に聞いた、黒田投手の「バックドア」と「フロントドア」の使い方

元広島の黒田博樹投手がツーシーム(シュート系のボール)をそのように用いることで有名になった、「バックドア」「フロンドドア」という、ボールの使い方がある。 これは、ボールがホームプレートの外側から内側へ …

「打者石コロ」と言って大杉勝男に殴られた達川光男【怒れる男たち】

「打者石コロ」と言って大杉勝男に殴られた達川光男【怒れる男たち】

長いプロ野球の歴史の中で、数えきれない伝説が紡がれた。その一つひとつが、野球という国民的スポーツの面白さを倍増させたのは間違いない。野球ファンを“仰天”させた伝説。その数々を紹介していこう。 足が遅い …