延長10回に勝ち越し打を放った広島の矢野雅哉選手。マウンド上のケラー投手の速球にこぶし1つ分短くバットを持ち、対応しようと試みます。
しかし、155キロを超える速球についていけず、ファウルが続きます。ここでさらに指2本分、短くバットを持った矢野選手。7球目、外より高めのまっすぐにバットを合わせると、打球はレフトの前に落ちます。3塁ランナーがホームを踏んで、勝ち越しに成功しました。
塁上でほえた矢野選手に誰よりも早くベンチから飛び出した新井貴浩監督。試合後も矢野選手が囲み取材を受けているときに「シャシャシャシャシャシャ」とシャッター音を口ずさみ、カメラマンの振りをしながら通り過ぎると、「あとでサインちょうだい」と矢野選手に話しかける場面がありました。
マジメな顔で取材を受けていた矢野選手も笑いを抑えきれず、少し口角を上げますが、すぐに切り替えて取材に対応。「勝つことが一番だったんで、いい流れであした迎えられるかなと思います」と語りました。
(※引用元 日テレNEWS)