広島は今季最終戦でヤクルトに勝利。セ・リーグ4位でレギュラーシーズンの全日程を終えました。
広島の先発マウンドには、現役を引退する野村祐輔投手。ヒットを1本打たれましたが、村上宗隆選手を空振り三振に仕留めるなど、1イニングを無失点。これまでの210試合全てに“先発”として登板し、現役最後となる211試合目の登板も“先発”としての役割を果たしました。
またこの試合、広島の滝田一希投手、高太一投手、仲田侑仁選手、内田湘大選手がプロデビュー戦となりました。
野村投手の後を受け、ドラフト3位ルーキーの滝田投手が2回から2番手として登板。この回はノーアウト1、2塁のピンチを招きますが、後続を抑えると、3回と4回も無失点。5回に1点を失いましたが、4イニングを79球、5奪三振1失点の投球でプロ初勝利を挙げました。
そして6回からは、ドラフト2位ルーキーの高投手が3番手として登板。2イニングを33球、2奪三振、無失点の投球内容でプロ初登板を終えました。
さらに打者ではドラフト4位で入団した仲田選手が4番ファースト、プロ2年目の内田選手が7番・サードでプロ初出場初スタメン。
仲田選手は第2打席でレフト前へヒット、内田選手も第1打席でレフト前へヒットを放ち、共にプロ初ヒットを記録しました。
広島は9月の大失速でリーグ優勝、クライマックスシリーズ進出を逃しましたが、来季へ向けて今季最終戦で若手が大いに躍動しました。
(※引用元 日テレNEWS)