公式戦(7月4日、カープ4-2ヤクルト、マツダスタジアム)
今季最大7ゲーム差&最多タイの貯金12だ!広島は4日、ヤクルト12回戦(マツダ)に4-2で勝利。前日3日に29歳となった田中広輔内野手が、初回先頭打者弾となる4号ソロでチームに勢いをつけた。
これで2連勝で、2位チーム(阪神)に今季最大の7ゲーム差をつけ、貯金も今季最多タイの12。セ・リーグ王者が今季も独走態勢に入ろうとしている。
逃げ切りに成功し、7試合を残して3年連続の首位ターンを決めた。
立役者は初球先頭打者弾を含む2安打1打点の田中だ。降雨中止となった前日3日に誕生日を迎えた29歳が、1位と2位の直接対決で自ら祝砲を放った。
「甘い球をしっかり振ることができました。1日遅れの誕生日プレゼントと思っています。打ててよかったです」
一回、ブキャナンの1球目、143キロの直球を左翼席に流し打つ4号先制ソロ。今季2本目の先頭弾で燕のエース右腕の出ばなをくじいた。
2-0の五回にも先頭で変化球を左前打。左翼手・バレンティンが後逸する間に一気に三塁まで到達。一死後、丸の右前打で貴重な3点目のホームを踏んだ。
一緒にお立ち台に上がったジョンソンから「ハッピー バースデー タ~ナカ♪ ハッピー バースデー トゥユ~♪」とヘタウマな誕生日ソングをプレゼントされると田中は「最高です」と照れ笑いをみせた。
ヤクルトと入れ替わり2位に浮上した阪神とのゲーム差は今季最大の7に拡大。リードオフマンの活躍で球宴前、勝負の8連戦は最高のスタートとなった。
(※引用元 サンケイスポーツ)