カープに鯉

広島カープへの想いを届ける記事を掲載♪「カープ関連」のLINEスタンプも紹介してますヾ(*≧∀≦)ノ゙

末包がフルモデルチェンジ「変わったなって言ってもらえるように」!

2024年11月7日

末包がフルモデルチェンジ「変わったなって言ってもらえるように」!

チームの大失速を象徴するように、末包昇大のバットはシーズン最終盤にパタリと止まった。

8月17日のヤクルト戦(神宮)の1試合2発で2年連続の2ケタ本塁打に王手をかけながら、その後は138打席ノーアーチで閉幕。「(状態が)悪い中でも、打っていたら勝っていた試合もあったと思う」。悔しさだけが最後に残った。

2021年秋のドラフトで6位指名されて大阪ガスから入団。1年目のオープン戦から四番を任されるなど“ポスト鈴木誠也”の期待を背負った。

昨季は球団2年目では13年の菊池以来となる2ケタ11本塁打をマーク。飛躍の兆しは見せたが、今季は開幕前の左膝故障で出遅れると、左太もも裏肉離れの離脱も。打席数304は昨季から倍増させながら、結果がついてこなかった。

「一つずつ歯車が狂っていくような感じだった」

そう振り返る9月以降は、打率.165(91打数15安打)の一方で“三振率”.376(35三振)。焦れば焦るほどボールを見極めることができず、ことごとくバットが空を切った。

このオフは早速、打撃フォームの「フルモデルチェンジ」に取り組んでおり、新井貴浩監督は「幹を強く太くすれば、すべてがそろう」とマツダ広島での秋季練習では連日、熱血指導を繰り広げている。

来季で29歳を迎えるとあって、もう若くはない。「春のキャンプから変わったなって言ってもらえるように」と、ゼロからの再出発だ。

今季は助っ人の不発が誤算だったとはいえ、ともにリーグ最低に終わったチーム打率.238、52本塁打の改善なくして、巻き返しはない。この男の覚醒は絶対に欠かせない。

(※引用元 週刊ベースボール

関連記事

大盛穂、守備固めや代走要員からの脱却/ユーティリティーの『極意』

大盛穂、守備固めや代走要員からの脱却/ユーティリティーの『極意』

俊足強肩の大盛穂は今季、スーパーサブを脱する覚悟で臨んでいる。チーム屈指の走力と180センチの体から放る強肩が売りのプロ入り4年目戦士。佐々岡監督も「守備と走塁に関してはスペシャリスト」と高い評価を出 …

特に成長した選手、Aクラス請負人「いい打者、スタメン争いできる」

特に成長した選手、Aクラス請負人「いい打者、スタメン争いできる」

昨シーズンをセ・リーグ5位で終え、広島は2年連続でAクラス入りを逃した。今シーズンこそ覇権を取り戻そうと始動したチームに、打撃投手として”Aクラス請負人”久本祐一が戻ってきた。 …

石原が開催した『新井さん、どのツラ下げて帰って来たんですか会』

石原が開催した『新井さん、どのツラ下げて帰って来たんですか会』

数字に出ない貢献度 前回、FAで阪神に行くとき、石原慶幸に直接伝えたりはしていなかったという話をさせてもらいましたが、それは2014年オフにタイガースを自由契約になったときも同じでした。私から連絡はし …

Archives by Month

新着記事