侍ジャパンは11月21日、「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」のスーパーラウンド初戦となる米国戦(東京ドーム)に臨み、9-1で快勝した。
この日は“広島勢”が輝きを放った。0-1と1点を先制された直後の5回、2番手のトンプソンから一死一・二塁の好機で坂倉将吾が右翼への適時二塁打、さらに小園海斗が適時三塁打を放って3-1と逆転に成功。
さらに小園は7回にも右翼席へ今大会初となる3ランを放ち、6-1とリードを大きく広げた。小園は「入ってくれて本当によかったです。自分でも興奮しています」とコメントしたが、見せ場はこれだけではなかった。8回にも二死一塁から7番手のビューから右翼席上段へ2打席連発となる2ランを放ち、この日は7打点の大暴れ。
「自分でもビックリしているので、何とも言えないです。いや、もう奇跡だなと思います」と自身でも驚くほどの活躍ぶり。「ホームランが出ているのはちょっと怖いので、明日は基本に忠実にやっていきたい」と、22日のベネズエラ戦に向けて気持ちをあらたにした。
2026年のWBCにもつながる大事な戦いとなる今大会。その中心になるのが小園のような若い選手たちだ。小園は大会前の宮崎合宿のときから「若い選手が上がってこなければいけないと思っていますし、こうやって選んでいただいてしっかり結果残していけるように、アピールできるようにという思いがあります」と決意を述べていた。
24歳の若武者が新たな侍ジャパンの中心になるべく、日本をプレミア12連覇へと導く。
(※引用元 CoCoKARA)