広島の坂倉将吾捕手(26)が2日、広島市南区の球団事務所で契約更改交渉し、2500万円増の1億5000万円(金額は推定)でサインした。
11月のプレミア12では日本の司令塔として代表投手陣をけん引。大会後の11月28日に東京都内の病院で「関節鏡視下クリーニング術」を受けた。
手術から4日たったこの日は普通にスーツを着ていた。今後については「球団、トレーナーと相談になる。具体的なことは言えない」と明言は避けながらも「開幕に向けて調整して、いい開幕を迎えられるように」と捕手として来季開幕を迎える意欲を示した。
ヒジの痛みは「前からあった。出たり出なかったり、そこまで深刻ではなかった」とプレーに大きな支障となることはなかったという。「来シーズンもう一回しっかり一から頑張るために、球団と相談して踏み切った」。来季以降の将来も見据えて決断したという。
打撃改造した今季、前半は不調に陥り、後半は上り調子で終えた。「新しいことに取り組んだ年。それがなかなかうまくいかなかったが、すごくいい経験をし、今に生きている」。
トータルでは121試合で打率2割7分9厘、12本塁打、44打点。守備ではチーム最多の76試合でマスクをかぶったが、来季は捕手として全試合出場を目指す。
(※引用元 中日スポーツ)