カープに鯉

広島カープへの想いを届ける記事を掲載♪「カープ関連」のLINEスタンプも紹介してますヾ(*≧∀≦)ノ゙

九里FA流出余波「カープは人的補償を使えない」悩ましい理由とは?

2024年12月18日

九里FA流出余波「カープは人的補償を使えない」悩ましい理由とは?

海外FA権を行使した九里亜蓮がオリックス入りを表明したことで、広島カープの鈴木清明球団本部長は「リスト(プロテクト名簿)を見て、いつも通りの段取りで考えます」とコメントし、人的補償の権限行使に含みを持たせたが、実際に獲得できるかどうかは不透明だ。というのも、

「現役ドラフトを終えた後ですからね」(球界関係者)

これはどういう意味か。支配下選手数の問題が出てくるのだ。一球団が抱えられる支配下選手数は70人である。

12月2日に公示された広島のその人数は、59人だった。ここに支配下で今秋のドラフト会議で指名された5人が加わる。これで64人。新外国人野手のエレフリス・モンテス、サンドロ・ファビアン、ジョハン・ドミングスの獲得もすでに発表している。この3人を足せば67人だ。

12月9日の現役ドラフトでは矢崎拓也を失ったが、山足達也と鈴木健矢を獲得した。広島は3回目を迎えた現役ドラフトで、初の2位指名に踏み切った。これでさらに1人が増え、ここまで合計68人。つまり、九里喪失に伴う人的補償を実行すれば支配下選手数は69人となり、「残り1人」で来春キャンプを迎えることになる。ここで問題となるのは、

「残り1となれば、支配下登録を目指す育成選手のモチベーションに影響してきます。シーズン中、主力選手に大きなケガがあった場合、緊急獲得やトレードも難しくなってくる」(スポーツ紙デスク)

そもそも広島は、外国人選手の獲得を決めるのが早い。渉外担当者への信頼、現地コーディネーターの手腕によるものだが、それと同時に「マネー戦争には参加しない」という強い信念がある。今オフもその信念に従って、早期に新外国人選手の獲得を決めたわけだが、人的補償を求めれば、「支配下枠は残り1」のリスクが生じる。そのため、

「今回は金銭のみになるかもしれない」(前出・球界関係者)

とする見方が強まってきた。

「九里がメジャーリーグ球団との交渉に失敗した場合、広島は帰還交渉をするつもりでした。気心の知れた九里を迎えて『69人』になるのと、人的補償でそうなるのとでは、チームに及ぼす影響が違ってきますからね」(前出・スポーツ紙デスク)

「マネー戦争はしない」のクリーンさが裏目に出てしまった形だ。新井貴浩監督は頭が痛いのではないか。(飯山満/スポーツライター)

(※引用元 Asagei plus

関連記事

鈴木福くん、カープ愛ガチで語る!「怖いですよ、この下位打線は…」

鈴木福くん、カープ愛ガチで語る!「怖いですよ、この下位打線は…」

俳優の鈴木福くんが、ガチのカープ愛を語る動画が注目。カープを好きになったキッカケから、選手やチームについて、来期のベストオーダーなど語り尽くしています。 大人気子役時代を経て、今も活躍中の俳優・鈴木福 …

『カープ妻』レース…畠山愛理が、枡田絵理奈・下平さやかに圧勝!?

『カープ妻』レース…畠山愛理が、枡田絵理奈・下平さやかに圧勝!?

テレビ朝日の下平さやかアナ、元TBSでフリーの枡田絵理奈アナ、そして新体操元日本代表でスポーツキャスターの畠山愛理。3人に共通するのは、夫またはパートナーがプロ野球・広島カープの選手であることだ。だが …

元カープ・高橋慶彦と正田耕三が明かした「あの事件」の真相について

元カープ・高橋慶彦と正田耕三が明かした「あの事件」の真相について

現役時代に確執が伝えられた、高橋慶彦と正田耕三による禁断のカープOB対談。中編では、1980年代のカープの度を超えた練習量と、独特の人間関係。そして、いよいよ「飛び蹴り事件」に話題が及んだ。 高橋 い …

Archives by Month

新着記事