カープに鯉

広島カープへの想いを届ける記事を掲載♪「カープ関連」のLINEスタンプも紹介してますヾ(*≧∀≦)ノ゙

広島カープからオリックスへ『裏切り移籍』を決めた九里亜蓮の僥倖…

2024年12月24日

広島カープからオリックスへ『裏切り移籍』を決めた九里亜蓮の僥倖…

「渡米するものとばかり……」

取得していた海外フリーエージェント権を行使後、オリックスに電撃移籍が決まった広島・九里亜蓮投手。12月25日午後に大阪市内のホテルで会見が行われる予定だ。

「新しい場所で挑戦したいと思いました。イチから勝負していきます」

12月13日、九里はマツダスタジアムで取材に応じた。

「九里は今シーズンで3年契約を終え、11月12日には夢だった米メジャーリーグ挑戦のため海外FA権を行使、移籍先を探していました。実父はアメリカ・3Aでプレー経験がある内野手で、幼いころから海の向こうで活躍することを夢見ていた。だがメジャー球団からの評価は思ったよりも厳しかった。マイナー契約しか提示されなければ、移籍を断念するとみられていました」(球団OB)

かつてはFA選手を獲得しに行くとことごとく断られ、〝お断りっクス〟と揶揄されていたオリックスだったが、近年は森友哉(29)、西川龍馬(30)など次々と他球団の主力獲得に成功している。

昨季までリーグ3連覇を達成したものの、今季はエース・山本由伸(26)がドジャースへ移籍したうえ、ケガ人が続出し、5位に沈んだオリックス。投手陣の補強は急がれていた。

「球団がまず目をつけたのはソフトバンクをFAした石川柊太(32)でした。当初は巨人、ヤクルトがライバルと噂されていましたが、ロッテも参戦。古巣を含めて5球団で獲得争いをすることになり、条件はどんどん吊り上がっていった。石川の獲得に成功したら、オリックスは九里を獲らない方針でした。そのため九里サイドには『石川のFAが落ち着くまで待ってほしい』と水面下で話をしていたといいます」(同前)

しかし、石川は夫妻で在京球団志向が強かったこともあり、ロッテへの移籍を決断。オリックスは九里獲得を決意した。

「九里の妻は関西にゆかりがあり、夫妻の結婚式も大阪で行われました。そのため、結婚直後から『将来は関西でプレーするのでは』と囁くチーム関係者もいました。奥さんが関西球団を熱望していたとの情報もあります」(カープ関係者)

晴れて夫婦が望んだ地でプレーすることとなった九里。ただ、カープOBは複雑な心情を吐露する。

「カープファンや球団首脳陣は、九里が夢を追って渡米するものだとばかり思って、九里の移籍を応援しました。ところが、リーグが異なるとはいえ、国内の他球団に移籍してしまったわけですから、“裏切り”と感じる人も少なくない。九里はナイスガイですし、個人的には応援したいのですが……。九里の移籍発表と同じタイミングで、上沢直之(30)がさらに大きな“裏切り移籍”をしたことで、バッシングの嵐にならなかったことがせめてもの救いです。久里はカープにタダ同然の譲渡金しかもたらさないマイナー契約を選びませんでしたし、もしメジャー移籍が叶ったとしても、日本に戻る際はカープを選んでいたはずですから」

11年慣れ親しんだ広島を去り、大阪で活躍を誓った九里。ファンの嘆きを吹き飛ばす活躍を見せてほしい。

(※引用元 FRIDAYデジタル

関連記事

30歳でようやく花咲いた中村恭平の『生きる道』は…オープナー!?

30歳でようやく花咲いた中村恭平の『生きる道』は…オープナー!?

31歳で迎えるシーズン!生きる道はオープナー!? 2010年ドラフト2位左腕。期待されながらもなかなか結果が出せずにいたが、プロ9年目、30歳にしてようやく花咲いた。昨季の43試合登板、12ホールドは …

初の新人王ながら、怪我に苦しむも復活遂げた炎のストッパーとは!?

初の新人王ながら、怪我に苦しむも復活遂げた炎のストッパーとは!?

プロ野球感動!カムバック伝説 怪我…リハビリ…諦めかけた。でも、もう一度 野球がやりたい…!不屈の闘志で過酷な運命と闘い、不死鳥のように蘇った男たちの物語! 男は鬼と化し炎の剛球を投げ込んだ! 津田恒 …

高卒2年目・羽月隆太郎、慰めてくれた野間と西川に『恩返し』した日

高卒2年目・羽月隆太郎、慰めてくれた野間と西川に『恩返し』した日

涙流れるところにドラマがある。これは、心が折れかけた後輩と親心が芽生えた先輩との絆の物語である。 主人公は、高卒2年目の広島・羽月隆太郎内野手。2018年にドラフト7位で入団した。身長167cmの小兵 …

Archives by Month

新着記事