広島の坂倉将吾捕手(26)が右手中指を骨折していたことが2日、判明した。倉敷での楽天戦後に新井監督が明かした。新井監督は「2カ月くらいかかる」とも見通しを語り、3月28日の開幕戦(対阪神・マツダ)出場は絶望的となった。
球団トレーナーによると「右中指末節骨骨折」。沖縄キャンプ最終日だった2月26日の練習で中指の先を痛めたという。1日の楽天戦には「本人は『痛いけどできる』ということで」(新井監督)出場。「5番・捕手」で先発し、5回まで守った。その試合後も痛みと腫れが引かなかったため、この日広島市内の病院で検査を受け、骨折と診断された。
正捕手として期待された坂倉の離脱は大きな痛手。新井監督は「もちろん痛い。みんなでカバーしていきたい」と話した。この日の楽天戦は3年目の清水叶人捕手(20)、4年目の高木翔斗捕手(21)の若い2人で投手陣をリードした。
(※引用元 中日スポーツ)