快音こそ聞かれなかったものの、カブス・鈴木誠也外野手は久々の巨人戦で充実の時間を過ごした。
「楽しかったです。小さいころから聞いている応援歌もあり、カープの時からジャイアンツの歌は好きだったので」。この日は広島時代にチームメートだった巨人・丸とも再会でき、相手は先輩ながら「僕のことを好きだと思うんで会えてよかった」とほくそ笑んだ。
15日の阪神戦では1安打を記録するも、この日は3打数無安打2三振1四球。5回は4点を奪うビッグイニングとなったが、自身の打席は見逃し三振だった。それでも苦しんでいた時差ぼけも解消しつつあり「だいぶ良くなかった。しっかりいい結果を出せるように頑張りたい」と気合を入れ直した。
この日のランチタイムには「知り合いに食べてもらおうと思って」と同僚や知人らにラーメンを振る舞った。店内には英語で「秘密の誠也サンタより」と書かれた張り紙が掲げられるなど、ちゃめっ気と真心があふれた。
18日に控えるドジャースとの開幕戦へ向けて体も心もほぐれてきた。
(※引用元 中日スポーツ)