日本野球機構(NPB)と12球団による実行委員会が7日、東京都内で開催された。大リーグで注目を集めている「魚雷(トルピード)バット」について話し合い、導入について前向きに検討された。
バットの芯が通常のものより太く、より手元に近い位置にあるこのバットは、ヤンキースの選手たちが使用して本塁打を量産し、大きな話題となっている。
実行委では規則委員会から調査状況が報告され、ルールには反していないと確認された。近く開催される規則委員会での議論を経て5月の実行委で結論を出す流れという。
NPBの中村勝彦事務局長は「規則委員会の方でしっかりとチェックしていただきます。ただ前向きです。みなさん、使えるんだったら使った方がいいんじゃないのっていう話もございます」と説明した。
正式に承認されれば導入は12球団が足並みをそろえる方針。早ければ5月にも解禁となりそうだ。
実行委ではイースタン、ウエスタン両リーグの組み替えも議論された。移動コストや普及振興などさまざまな側面を考慮しながら、今後、議論を進める。
(※引用元 中日スポーツ)