元読売ジャイアンツの岡崎郁氏が自身のYouTubeチャンネル『アスリートアカデミア』に出演。ネットなどで噂される東京ドームの「送風疑惑」に言及した。
岡崎氏と川尻氏がトーク
元阪神タイガースの川尻哲郎氏をゲストにトークをした今回の動画。話題はかつてNPBがチームごとに使用していた「飛ぶボール」に。
川尻氏は「東京ドームのミズノのボールは、本当に嫌でした。持った瞬間に『このボール、飛ぶな』っていうボールなんですよ。 飛ぶボールだなという、マイナス意識のなかで入ってました」と告白する。
岡崎氏も「ぎゅって柔らかい。跳ね方がスーパーボールみたいだったよね」と理解を示した。
「東京ドームで投げるのは嫌だった」
話を聞いた川尻氏は当時の巨人打線が松井秀喜氏やシェーン・マック氏、落合博満氏など強打者が揃っていたことから「東京ドームで投げるのは嫌だった」と明かす。
岡崎氏は「後楽園球場時代は狭いけど、玉澤のボールを使っていたから飛ばなかった」と回想。「東京ドームが88年にできたとき、日本で1番広いと言われた。今は狭い球場って言われるよね」と苦笑い。
すると「あそこ、打球が落ちてこないじゃないですか。スーって言っちゃうんですよね、角度によっては」と川尻氏は語った。
都市伝説に言及
話を聞いた岡崎氏は「巨人の攻撃のときに、エアコンの風が向くとか、都市伝説がある」とポツリ。
川尻氏が冗談交じりに「あれはあるんじゃないですか? ファンのあいだではそうなってますよ」と笑いながら質問すると、岡崎氏は「ないよ、絶対ない」と否定する。
続けて「あるんだったら、もっと吹かせてほしい。そんなにホームランが多いわけじゃなかったじゃん。当時だって」と再度否定していた。
ホームランを生むために…
送風疑惑は「巨人の攻撃時に東京ドームのエアコンで強く設定し、ホームランを生み出しているのではないか」というもの。実際のところ根拠はなく都市伝説だと思われる。
巨人が年間で最もホームランが多かったのは、堀内恒夫監督時代の2004年で、プロ野球記録の259本。ロベルト・ペタジーニ氏、小久保裕紀現ソフトバンク監督、タフィー・ローズ氏、阿部慎之助監督など、長距離砲が勢揃いしていた。
多数の本塁打を放ち「史上最強打線」といわれたが、優勝することはできなかった。なお、昨年リーグ優勝した際のホームラン数は、81本だった。
岡崎氏が東京ドームの送風疑惑を否定
(※引用元 Sirabee)