広島・床田寛樹投手が先発し、今季2度目の完封勝利でチームの連敗を「7」で止めた。中日相手に二塁を踏ませず、3安打に封じ込めたが、三振は1つもなく、三振なしでの完封は球界では12年ぶりという珍記録だった。
三振なしでの完封はNPBでは2013年の西武・牧田和久以来、12年ぶり。広島では1982年の山根和夫以来、43年ぶりだった。過去には中日・岩崎翔がソフトバンク時代の11年に記録している。
試合後、床田はヒーローインタビューで「いいか悪いかあんま分かんないんですけど」と話すと「やっぱり(バックの)守備がすごくうまいので、三振を取るよりは1球、2球で前に飛ばした方がアウトを取れる確率が高いと思うので、きょうはいいピッチングができたと思います」と振り返った。
ネット上でもこの珍記録が話題となると、三振なしでの完封がいいという声が圧倒。X(旧ツイッター)では「床田の時短投球大好き」「床田は省エネピッチ 中継ぎ休ましてくれてありがとう」「奪三振ゼロで完封とは。効率良いですね」という声や、ネット上でも「勿論いいに決まってますよね。球数も少なくなるし、中継ぎ陣も休養になるし時短にも繋がりますからね」などの声が並んだ。
床田の球数は107球、この日の試合時間は今季両リーグ最短の2時間だった。
なお、中日の先発・松葉も7イニングで三振がなく、両チーム合わせて三振は8回に登板した中日・根尾の1つだった。
(※引用元 中日スポーツ)