広島・堂林翔太内野手が一振りで決着をつけた。同点の9回1死で左翼ポール際へ1号決勝弾。「とりあえず切れるな、ファウルになるな!っていうくらいしか覚えていなくて」。集中を極限まで高めて、石山泰稚投手が初球に投じたスライダーを見事に捉えた。
「チャンスで打っていなかったですし、自分のなかでモヤモヤしていたので、何とか勝ちにつながってよかった」
この日は代打からの登場。決勝弾は今季4打点目だった。また、4月25日のDeNA戦(横浜)では決勝点献上のエラーがあり、そこから7連敗ということもあった。
「個人的にも僕から始まった連敗でしたし、ズルズルいったら昨年の9月の(大失速)のようになる雰囲気もあったのでそういったのは何とか食い止めたいなと…」
ミーティングを開くなど選手会長として打開策も模索。この日は持ち前の長打力で連勝を4に伸ばした。
(※引用元 中日スポーツ)