元広島東洋カープの大野豊氏が、元東京ヤクルトスワローズ監督の古田敦也氏のYouTubeチャンネル『フルタの方程式』に出演。大野氏が社会人時代に習得した特技を語った。
元広島の3人と古田氏がトーク
古田氏と大野氏、元広島東洋カープでバッテリーを組んでいた達川光男氏、元投手の川口和久氏がトークをした今回の動画。
そのなかで達川氏が「3人とも社会人出だからね、常識がある。古田は自動車会社(トヨタ自動車)、ここ(大野)は信用金庫。大野に金を数えさせたら、大変よ」と笑う。
印刷会社のデュプロで営業マンとして勤務した経験を持つ川口氏も「ちょっと100万円貸してください。数えますから、大野さん」と同調した。
大野氏が特技の「札勘」を語る
大野氏は「渉外で、毎日朝出て、ミーティングをしてから、集金に行っていたから」とサラリーマン時代を振り返る。
古田氏が「まず、お金を数えて?」と質問すると、大野氏は手で札束を広げるポーズをとり、「これでリストの使い方が野球に活かされた」と冗談と本気とも取れるコメント。
さらに「頭で覚えたことは忘れがちじゃない? 身体は覚えているんだよね。札勘(札を手で数えること)だけはね」と語り、札勘の「縦読み」と「横読み」の違いを説明。大野氏は「今でもできる」と語った。
活躍すると銀行振込に…
話を聞いた古田氏は「最近はなかなかないですね、キャッシュを触る機会が」と声を掛ける。
すると「われわれがプロに入ったときに、一流選手は茶封筒で給料をもらっていたの。一流選手は茶封筒が立つと。そうなるためにがんばれといわれて、われわれは数万だからペラペラ。がんばって給料が立ちそうなときには、銀行振込になった。自分で自分のお金を数えることはなかったね」と大野氏は振り返る。
意外な特技に古田氏は「すごい…」とつぶやいていた。
広島にテスト入団
大野氏は出雲商業高校卒業後、出雲信用組合に就職。3年間勤務しながら、軟式の野球部でプレーしていた。1977年に広島のテストを受け合格し、ドラフト外で入団した。
先輩の江夏豊氏から指導を受け、才能が開花。2年目から1軍に定着し、先発と抑えの両方で活躍。22年間で通算148勝138セーブを記録し、1979年と84年の日本一に貢献している。
大野氏が意外な特技を語る
(※引用元 Sirabee)