試合前の甲子園が、まさかの歓声で包まれました。
阪神と広島の、前回対戦カードの最終戦となった4月20日の試合。8回に阪神・坂本誠志郎選手の頭部に死球が当たり、これに激怒した藤川球児監督がベンチを飛び出し、一時両チームが入り乱れるという場面が生まれていました。
この試合以来の対戦となった今回のカード初戦。オーダー表交換で異様な光景が生まれます。藤川監督は軽く笑みを浮かべながらバッターボックス付近に寄るも、新井貴浩監督は目を合わせずうつむいたまま。その後も目を合わさず握手を交わしベンチに引きあげていました。
普段から朗らかな表情を見せる新井監督の姿に、SNSでも話題となっていました。さらに翌日の2戦目では藤川監督も笑顔を見せず。2人とも目を合わさずかたい表情でベンチに引きあげていました。
同一カード3戦目となった18日。この日は一転して2人ともチラチラと目を合わせながら歩み寄ります。さらにオーダー表を交換すると、続けて目を合わせたまましっかりと握手。
この様子には甲子園に集まった両チームのファンからも拍手と歓声があがりました。その後は審判団とも握手を交わし、両監督とも笑顔を見せながらバッターボックス付近をあとに。
この様子にSNSでは「3日がかりのネタだった?」「裏で打ち合わせしてたやろ笑」「仲直りしてよかった」「打ち合わせてエンタメしてたやろ」といった声があがりました。
(※引用元 日テレNEWS)