日本野球機構(NPB)と12球団による実行委員会が12日、東京都内で開かれ、米大リーグで2023年から導入されている拡大ベースについて話し合った。
まずはファームの試合で試験導入して検証してみる意見が出た。10月6日から27日に宮崎県内で開催される「みやざきフェニックス・リーグ」で試験導入してみることも一つの案として出たといい、今後調整していく。
MLBで導入された拡大ベースは、それまで38・1センチ四方だったのが、23年から45・7センチ四方と、7・6センチ拡大された。今年3月に東京ドームで開催された米大リーグとのプレシーズンマッチでは、ドジャース、カブスと試合をした巨人、阪神の選手が拡大ベースを体験している。その感想も聞いたといい、NPBの中村勝彦事務局長は「印象としては悪くなかった」とした。
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)などの国際大会でも導入される可能性があり、中村事務局長は「国際大会でその都度、違和感があってもしょうがない」と語った。今後も議論を重ねていく。
(※引用元 中日スポーツ)