広島と楽天の一戦で初回、楽天・小深田大翔選手の打球に対する1塁の判定を巡り、約10分間中断する事態となりました。
初回、楽天は先頭の村林一輝選手がヒットで出塁。ノーアウト1塁の場面で小深田選手がライトへのフライを放つと、末包昇大選手がダイレクトで捕球したかに見えましたが、1塁塁審はワンバウンドのジェスチャー。
1塁走者の村林選手はライトフライと判断して1塁に戻り、末包選手が1塁に送球し、ファーストのモンテロ選手が一塁ベースを踏んだため、打者走者がアウトとなりました。
ここで広島の新井貴浩監督がリクエストを要求。リプレー検証の結果、審判は「検証の結果、1塁走者をアウト。1アウト1塁で試合を再開します」と話し、これに対して新井監督が再び説明を求めました。
審判がグラウンド上に集まり、再び協議。その後、場内に「最初、打者走者をアウトにしましたが、実際打者走者はセーフで1塁走者がアウトになりました。よってリクエストの回数にはこれは入れません」と説明。これに対して今度は楽天・三木肇監督が説明を求めましたが、1塁走者は打者走者の小深田選手で試合が再開しました。
判定を巡り、試合は初回の2人目打者から約10分間の中断。場内は騒然とするも、その後は先発の森下暢仁投手が後続を打ち取り、初回を無失点に抑えています。
(※引用元 日テレNEWS)