
広島の新井貴浩監督が8日、広島市南区の球団事務所で松田オーナーに今シーズン終了の報告をした。5位に終わった戦いを謝罪すると、オーナーからは「期待しているから来年もがんばってくれ」と激励されたという。
就任4年目の来季へは「優勝を目標に向かっていくというのは当然のこと」と強調した。4日の最終戦後、本拠地のファンへのあいさつで変革に触れ「必ず苦しみが生じる。来年以降もこの苦しみは続いていく」と苦闘覚悟の言葉を並べると、客席がざわめき、怒声も上がった。
このとき「優勝」を用いなかったのは「当然、言わなくても、というところはあったんですけど」と苦笑交じりに意図を説明。「言葉足らずで、みなさまにご心配をおかけした」と謝罪した。
戦力面では「核となる選手をしっかりと育てていかないといけない。エースと4番というか、中心になる選手」と投打の柱育成が急務とした。
(※引用元 中日スポーツ)