
今季米大リーグのタイガースやヤンキース傘下3Aでプレーした前田健太投手が、BSテレ東で解説を務め、実況アナからの”むちゃ振り”への対応がSNS上で話題となった。
阪神が1点を追う4回。初回に先制打を放った佐藤輝明内野手が右翼線に落ちる二塁打で出塁。甲子園が一気に盛り上がった。
今季40本塁打でタイトルを獲得した佐藤輝について、実況アナが「今シーズンは最終戦で40号が出ました。前田さんね、今シーズンは岡本であるとか村上であるとか、各チームの主砲が故障で戦列を離れる中、この佐藤が40本、100打点とアメリカでも話題になっていたんじゃないですか?」と振られると、「あ、佐藤選手ですか?」と驚いたような口調で確認。
「またすごいバッターが日本に出てきているよ、と」と畳みかけられると、「あ、それはちょっとどうなのか分からないですけど」と戸惑い気味に流してから、佐藤輝について冷静に解説。
「ただね、こうやってホームラン王、タイトルを取れるっていうことは選手にとって自信になることですし、一つ箔(はく)が付くということで自信になったと思いますし、ホームラン王だったり、打率だったり、打点というのは打者にとって目指している部分だと思うので、自信になったシーズンではないかなと思います」と語った。
このやりとりはX(旧ツイッター)でも話題に。「マエケンに聞いて困らせてる」「マエケンに聞いても分からんし答えにくいやろ」「メジャーでの評価ばっかり聞くのやめろって…」との声の一方、前田の解説については「声はっきりして聴きとりやすいし、理論整然な感じするから解説向いてそうだよなー」「話上手くて解説大好き」など好評のようだ。
(※引用元 中日スポーツ)