カープに鯉

広島カープへの想いを届ける記事を掲載♪「カープ関連」のLINEスタンプも紹介してますヾ(*≧∀≦)ノ゙

「Bクラス脱却コーチ人事」で、今こそ目をつけたくなる「二岡智宏」

2025年10月22日

「Bクラス脱却コーチ人事」で、今こそ目をつけたくなる「二岡智宏」

2025年シーズンを5位で終えた広島カープが、来季に向けた体制の見直しに着手した。高橋建2軍投手コーチと横山竜士2軍投手コーチの退任を発表。1軍投手コーチとしても実績がある高橋コーチは、佐々岡真司監督時代の2022年に、12年ぶりに復帰。翌年からは2軍の投手陣を担当していた。横山コーチも長年、投手育成に尽力してきたが、チーム再整備の流れの中で役割を終える形となった。

球団は今後、後任コーチの人選を進める方針だが、課題は投手陣だけにとどまらない。今季の広島は得点力の波が大きく、長打不足が目立った。朝山東洋1軍打撃コーチは現役引退後の2005年からずっとコーチ職にあり、通算20年を超える指導歴を持つ。だがチームの停滞もあって「生え抜きにこだわらず、外部から招聘してほしい」「なぜ建さんが辞めて、打撃コーチはそのままなのか」という声が、ファンの間で高まっている。

そうした中で目をつけたくなるのは、今季限りで巨人のヘッド兼打撃チーフコーチを退任した二岡智宏氏だ。阿部慎之助監督のもとで打撃部門を統括し、若手育成に定評があっただけに、その退任は球界内外に少なからぬ驚きを与えた。

二岡氏は広島県三次市出身。広陵高校から近畿大学を経て、1998年ドラフトで巨人に入団した。当時は地元球団の広島のほか、阪神が逆指名制度を利用して獲得を目指していたが、最終的に巨人を選択。入団時の契約金は「5億円+退団時の功労金7000万円、出来高3000万円」と伝えられており、当時の「最高標準額」枠を超える金額との指摘があった。遊撃手として野村謙二郎の後継と期待されていたのだが…。

今では当時の経緯を知るファンは少なくなった。若い世代にとって二岡氏は「地元出身の元選手」ではなく、指導力と育成実績を備えた有能なコーチとして映っている。

当時のドラフトを知る古参ファンにとっては、今こそ地元球団に貢献してほしい、との思いがあろう。もし広島の打撃陣に新たな刺激を与え、結果を残せば、長年のわだかまりは自然に薄れていくかもしれない。

コーチ人事は来季のチーム作りに直結するテーマだ。Bクラス脱却のため、広島はどんな指導体制を築くのか。(ケン高田)

(※引用元 Asagei plus

関連記事

講師22年目の私が見習いたい、広島カープ・白濱裕太の『続ける力』

講師22年目の私が見習いたい、広島カープ・白濱裕太の『続ける力』

冒頭から自分の話で恐縮だが、中高一貫校の非常勤講師となって22年目になる。当初は大学院の博士課程に通いながらの勤務だったのだが、ほどなくして、もう一つの夢であったイラストレーターとしての仕事も入ってく …

小園、同期選手との差は広がるばかり?転換期を迎えるチームの顔へ!

小園、同期選手との差は広がるばかり?転換期を迎えるチームの顔へ!

広島東洋カープの小園海斗が好調だ。2月下旬から行われているオープン戦では、全試合スタメン・5番での起用に応え、持ち前のシュアなバッティングを披露している。 カープにとって初戦となった2月26日の巨人戦 …

新井監督は「言い訳をしない」!高橋慶彦氏が称賛、『改善点』も提言

新井監督は「言い訳をしない」!高橋慶彦氏が称賛、『改善点』も提言

元広島東洋カープの高橋慶彦氏が、自身のYouTubeチャンネルで新井貴浩監督について持論を展開した。 ■カープOB5人が出演 高橋氏と同年代でカープOBの長内孝氏、小林誠二氏、山崎隆造氏、小川達明氏が …

新着記事