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分厚い選手層で、首位独走!リーグV3確実のカープ支える育成の秘密

2018年8月9日

分厚い選手層で、首位独走!リーグV3確実のカープ支える育成の秘密

「広島との差は当分、縮まらないかもしれない」ライバル球団のコーチは、首位を独走する広島についてこう言った。

7日の中日戦に快勝した広島は、最短で9日にも優勝マジックが点灯する。もはや3連覇を疑う余地はない。ライバル5球団とここまでの大差がつく要因として、このコーチは、「選手層の厚さ」を挙げる。

「野手の戦力はセで群を抜いている。中心選手の丸、菊池、田中は『89年世代』で28、29歳。主力にケガ人が出ても代わりの選手が穴を埋められる。丸や鈴木がケガをしたときには野間が出てきた。バティスタ、メヒアも助っ人とはいえ、ドミニカ共和国のカープアカデミーで育てた自前の選手。ベンチスタートが多い西川、下水流なんて、他球団ならレギュラーを張れますよ」

■足を使える選手が多い

広島の主力は本拠地はもちろん、遠征先でも若手に交じって早出練習に取り組んでいる。控えや若手は主力に追いつけ追い越せと、必死なのだ。

「今年の丸をはじめ、今後は主力が次々とFA権を取得する。もし万が一、彼らが移籍することになっても、ある程度は穴を埋められるでしょう。20歳前後の若手有望株がウジャウジャいますから」とは広島OB。

「大学、社会人選手とは別に、高卒選手をしっかり育てている。2年目右腕のアドゥワはオープン戦の好投が認められて開幕一軍に抜擢され、すでに戦力になっている。先日、プロ初セーブを挙げた3年目左腕の高橋樹や、2年目左腕の高橋昂、捕手の坂倉も1~2年もすれば、一軍の主力になるでしょう。鈴木や中崎などは高卒4年目に急成長を遂げている。広島は二軍で結果を残した選手を必ず一軍で起用する。そこでもし結果が出なくても、二軍で鍛え直す。4~5年をかけて一軍戦力に育てる方針は脈々と続いています」

別のセ球団の野手コーチはこんな指摘をする。

「広島は足を使える選手が多い。単純な足の速さはもちろん、走塁に隙がない。技術や意識、意欲が高いのです。ウチを含めて5球団はそこが足りない。たとえば今年のドラフトで、大阪桐蔭の藤原君のような足がある選手を獲得しても、1年目から一軍でバリバリやれる選手は少ない。育成に時間がかかることを考えると、あと3年は広島の優位が続いてもおかしくない」

巨人などライバル球団の多くは育成に苦慮している。セの「広島王国」はしばらく続きそうだ。

(※引用元 日刊ゲンダイ

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