カープに鯉

広島カープへの想いを届ける記事を掲載♪「カープ関連」のLINEスタンプも紹介してますヾ(*≧∀≦)ノ゙

育成選手から『カープ救世主』へ、快速サウスポー・フランスアの素顔

2018年8月16日

育成選手から『カープ救世主』へ、快速サウスポー・フランスアの素顔

──フランスア選手は子どものころからピッチャーだったんですか?

「違います。外野を守る野手で、ホームランバッターでした。本格的にピッチャーになったのは、14歳か15歳ぐらいのときだったと思います」

──日本で一番苦労したことは?

「食事です。食べ物ではなく、味の加減に困りました。ドミニカでは料理に塩や砂糖をたくさん入れます。でも、ニッポンは薄い味。戸惑いました」

──そんななかで、よく食べるのは?

「大好きなのはタコライスです。パワーの源になります!」

──はじめて覚えた日本語はなんですか?

「基本のあいさつ、『おはようございます』ですね」

──カープのOBでもある久本祐一さん(現・中日ドラゴンズ打撃投手)は、4年前に来日したばかりのときと比べて「顔つきが違う。ずいぶん大人になりました」と言っていました。

「久本さん、お久しぶりです。正解です(笑)」

──育成時代、とくにお世話になった人はいますか?

「一番は菊地原(毅)3軍コーチ。同じサウスポーでたくさんアドバイス受けました。あと、沢さん、沢崎(俊和)2軍コーチにもやさしくしてもらいました。感謝です」

──チームメイトで食事に行くメンバーは?

「(同じ投手の)中田簾さん、加藤拓也は、よく連れていってくれました」

──2軍から1軍に上がって差を感じましたか?

「レベルが全然違います。1軍はすごいです」

──今まで対戦してきた打者のなかで、脅威を感じた選手はいますか?

「巨人の坂本(勇人)選手です。ストライクは、どの球も対応します。だけど、ボール球はまったく振ってくれない。とても困りました」

──キャッチャーの磯村嘉孝(いそむら・よしたか)選手は、「ストレートは、球質、重さ、コントロール、すべてがいいですね」と評価していました。

「(ストレートに)自信があるだけにうれしいです。イソさんには、育成時代からお世話になっているんです」

──ブルペンキャッチャーも務めているクレートさんから見た、フランスア投手のセールスポイントは?

クレート通訳「やっぱり、ストレートが一級品です!」

──熱狂的なカープファンは、フランスア選手から見てどうですか?

「マウンドに行くときの声援、三振を取ったときの声援、カープファンはすごいですね!」

──これからの夢を教えてください。

「今年だけでなく、長く活躍したい。そして、カープのエースになりたいです」

(※引用元 web Sportiva

関連記事

新助っ人スコット、悲願日本一の救世主となるか…NPB初の南ア出身

新助っ人スコット、悲願日本一の救世主となるか…NPB初の南ア出身

春季キャンプは新外国人選手の品評会でもある。今年も大量の初来日だが、見逃せない異色派が日本プロ野球界初の南アフリカ共和国出身、広島のデイラー・スコット(25)投手だ。 昨年の日本開催ラグビーW杯で母国 …

薮田和樹、下半身主導で3年前の感覚を取り戻す/来季の復活を誓う!

薮田和樹、下半身主導で3年前の感覚を取り戻す/来季の復活を誓う!

2017年に15勝を挙げ、自己初のタイトルとなった「勝率第一位」を獲得し、チームのリーグ優勝に大きく貢献した姿は今年もなかった。大きな期待を背負って臨んだ18年シーズンは9試合の登板にとどまり、2勝1 …

打力より『人間力』、母校を訪ねてわかったカープ・鈴木誠也のルーツ

打力より『人間力』、母校を訪ねてわかったカープ・鈴木誠也のルーツ

「去年のオフにも、この教室に来てシチューを食べてましたよ」 『鯉のはなシアター』という番組でこれまで幾多のプロ野球選手の母校を訪ねたが、家庭科実習室の黒板やハンドソープにサインを残している選手は初めて …