広島・野村祐輔投手(29)が17日、広島市のマツダスタジアム内の球団事務所で契約交渉に臨み、現状維持の1億2000万円でサインをした。今季は背中の張りなどで約2カ月離脱するなど故障に苦しんだ右腕は会見では神妙な表情だった。
「僕は(年俸が)下がると思っていたので(現状維持で)ありがたいです。(開幕投手は)目指していたのでうれしかった。(ただ)2カ月離脱したので残念だったと思います」
今季は自身初の開幕投手を務めた右腕は背中の張りなどで約2カ月離脱し、7勝6敗、防御率4・22に終わった。来季に向けて「(課題はフォームの)バランス。自分が理想とするフォームで投げられるようにしたいです。そしてチームが4連覇、日本一を勝ち取れるように頑張りたい」とリベンジを期す。
なお、西川龍馬内野手(24)は1100万円増の年俸3100万円でサインした。もともとの三塁や一塁に加えて秋季キャンプでは外野に挑戦している若鯉は「とにかく試合に出られるようにしたい。(目標は)規定打席到達です」と闘志を燃やした。
(※引用元 サンケイスポーツ)