カープに鯉

広島カープへの想いを届ける記事を掲載♪「カープ関連」のLINEスタンプも紹介してますヾ(*≧∀≦)ノ゙

緒方監督、父への思いが『V3』の原動力だった…担当記者が振り返る

2018年12月25日

緒方監督、父への思いが『V3』の原動力だった…担当記者が振り返る

ソフトバンクとの日本シリーズに敗れ、34年ぶりの日本一には届かなかった広島。緒方監督が生まれ育った佐賀・鳥栖市では、父・義雄さん(83)が自宅で吉報を待ち望んでいた。

球場で観戦したのは2009年の引退試合が最後。今回のシリーズもテレビに声援を送り続けたが、惜しくもかなわなかった。それでも、球団初のリーグ3連覇に導いた愛息の戦いぶりに「(応援してくれる)皆さんへの感謝の気持ちでいっぱいです。私も元気をもらってます」と感無量の表情を浮かべた。

敵地で王手をかけられた第5戦の翌日。

緒方監督は広島に戻る前に故郷へ向かい、1995年に亡くなった母・孝子さんの墓前に手を合わせた。「墓参りに行っただけ。自宅?顔出せるかよ。3連敗して(父親が)泡吹いとるかもしれん」と冗談めかしたが、内に秘めた家族を思う気持ちは強い。

3代目として鮮魚店を営む義雄さんの息子として生まれた。野球の練習がない時は家の手伝いもきっちりこなし、手のかからない子どもだったという。小学生の頃「自転車が欲しい」と両親におねだりしたことがあったが、「ちょっと待ちなさい」と母親に言われると、その後は自分で必要なお金をためようと新聞配達を始めた。親に負担をかけたくない―。そんな思いからの行動だった。

義雄さんは2年前に体調を崩し、入院した。当時、チームは25年ぶりのリーグ制覇へ快進撃を続けていたが、連戦の合間を縫って2度、病院に駆けつけると「父さん、もう仕事を辞めてほしい。俺の言うことを聞いてくれ」と語りかけた。

指揮官の思いが通じ、病状は回復。今年の正月に帰省した際には、父から「私もこんな年齢だから。今年こそ日本一になってくれ。そうせんと死なれんよ」と声をかけられ、思わず笑った。重圧をはねのけ、偉業を成し遂げたのは、何物にも代え難い大切な存在が原動力になっていた。

シリーズ終了直後、「悔しいだけじゃ終われない」と早くも次の戦いを見据えた。来年は、悲願の日本一を手土産に凱旋を果たすつもりだ。(種村亮)

(※引用元 スポーツ報知

関連記事

前半戦は酷かったけれど…後半戦は『カープのターン』になる理由とは

前半戦は酷かったけれど…後半戦は『カープのターン』になる理由とは

待望のペナントレースが再開した。オールスターを除いて考えると、前半戦終了の7月14日から後半戦開始の昨日まで、およそ1ヶ月の空白。当初は「そんなに野球から離れなきゃいけないの?」と不安になったし「なに …

FA流出懸念に、カープOB・安仁屋氏「丸だけなら穴は埋まるが…」

FA流出懸念に、カープOB・安仁屋氏「丸だけなら穴は埋まるが…」

広島カープが圧倒的な力でセ・リーグ3連覇を果たした。投打の主力も若いだけに「カープ黄金時代」を予感させるが、なぜかオールドファンたちは浮かない顔だ。「どうせ、しばらくしたらまたあの時代が来るんじゃない …

「優勝確率0%」…丸流出でも、4連覇を狙える広島カープの『極意』

「優勝確率0%」…丸流出でも、4連覇を狙える広島カープの『極意』

春から広島東洋カープの周辺が騒がしい。 3月29日のセ・リーグ開幕から5カード連続で負け越しを喫し、4月15日現在、借金7の最下位に沈んでいるからだが、5カード連続負け越しは球団史上初の事態だという。 …