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松山、笑顔でも貢献「新井さんの姿を見て、そういうのはいいな…と」

2019年1月29日

松山、笑顔でも貢献「新井さんの姿を見て、そういうのはいいな…と」

日南先乗り自主トレに参加中の広島・松山竜平外野手(33)が28日、自慢の打撃だけでなく“笑顔”でも貢献する意気込みを示した。尊敬する新井貴浩氏(本紙評論家)に感化されて芽生えた野球観。打撃では開幕戦で当たる巨人・菅野ら天敵攻略を誓い、ベンチでもムードメーカーとしてチームを盛り上げる。楽しんで勝つ―がキーワードだ。

連日、日光がまぶしい日南・天福球場。キャンプインを前に、松山の練習は熱を帯びてきた。打撃練習では、自身の特徴に合わせて新調したバットで入念にスイング。爆発力を高めようと導入を検討する、相棒に手応えを感じ取っていた。

「引っかかりをよくするために、グリップにカドを付けたので、ヘッドが走りやすい。感覚的には悪くない」

松山はバットを握る際、利き腕の右手にあまり力を入れないという。いきおい、すっぽ抜け、左手だけで振ってしまうことも。そうした課題を解消し、より高みを目指すための新アイテム。視線の先には、5番打者として目指す数字がある。

「全143試合で5番を張りたい。チャンスで回ることが多いので、1日1打点。143打点を挙げるぐらいの意識で臨みたい」

そのためには天敵撃ちが欠かせない。昨季15打数無安打に抑えられた巨人・菅野と、6打数無安打だった阪神・メッセンジャー。中でも菅野とは開幕戦での激突が濃厚だけに、攻略すればシーズンに弾みがつく。松山は自信をのぞかせる。

「一線級を打たないといけない。中身は言えないけど、攻略法はイメージできている」

プロ12年目。ベテランの域に入り、芽生えた野球観が33歳を刺激する。昨季限りで現役引退した新井氏が古巣・広島に復帰してからの4年間、グラウンド内外で身近に接することで思いを強めた。

「新井さんが帰って来た頃から、楽しんで野球をやれるようになった。ピリッとする時はする。楽しくやる時はやる。新井さんの姿を見て、そういうのはいいな…と思った」

周囲に笑顔が絶えなかった新井魂の継承。松山自身、いじられ役でも意に介さない。いや「ボクがいることで皆が笑ってくれる。冗談を言い合ったり。それでいい」ときっぱりだ。今季に向けても力強い言葉が口を突く。

「不安はまったくない。純粋に楽しみ」

リーグ4連覇に欠かせない貴重なムードメーカー。笑顔あふれるセ界王者の輪の中に、強打の松山がいる。(江尾卓也)

(※引用元 スポニチアネックス

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