カープに鯉

広島カープへの想いを届ける記事を掲載♪「カープ関連」のLINEスタンプも紹介してますヾ(*≧∀≦)ノ゙

3連覇中・カープの強さが際立つ、選手個々の『判断力』!/和田一浩

2019年5月27日

3連覇中・カープの強さが際立つ、選手個々の『判断力』!/和田一浩

3連覇している広島の強さが際立った試合だった。「何が際立った強さなのか?」と聞かれれば、とにかく選手個々のジャッジメントプレーに抜け目がない。成熟したチームの強さを感じさせた。

クイックモーションの苦手なヤングマンに対しては、すかさず盗塁。ただ走るというのではなく、2度の盗塁は初球と2球目に決めたもの。走れる投手からは、早いカウントで走るという鉄則を忠実に実践している。

4回2死三塁からの1点は、とんでもない暴投で転がり込んできたように思うだろうが、打席の田中広は2球目にセーフティーバント(結果はファウル)を試みている。前に突っ込んで投げるヤングマンに対しては有効な攻め。制球が乱れやすくなる。ワンバウンドのとんでもない暴投になったのも、このセーフティーの効果があったからだ。

7回2死三塁からの1点も大きい。サイン違いによる捕逸で二塁走者が三塁に進んだ直後に、野間がセーフティーバント。普通に捕っていればアウトだが、動揺していた戸根はお手玉。大きな追加点になった。

抜け目のなさは、守備でも同じ。5回1死二塁では、床田のターンけん制で二塁走者の石川がアウト。広島投手陣と内野陣は、伝統的にこのけん制がうまい。私も中日時代には、広島戦の前に「二塁けん制は気を付けろ」としつこいぐらいに言われていた。アウトになっていなければ、坂本勇のソロは同点2ランとなっていただけに、絶妙なタイミングのけん制球だった。

巨人と単純な打力、投手力を比較しても、若干だが広島が上だと思う。それに加え、選手個々のジャッジメントプレーが上回っているのだから、この試合のような得点差以上の戦力差を感じてしまう。まだ5月ではあるが、セ・リーグ全球団で「広島包囲網」を敷かなければ、昨年のように独走を許してしまうだろう。

(※引用元 日刊スポーツ

関連記事

中村祐太、3勝後に内容一変「実質2年目の壁」に悩む/2年目の明暗

中村祐太、3勝後に内容一変「実質2年目の壁」に悩む/2年目の明暗

今季は先発ローテーションの一角と期待された右腕・中村祐太が苦しんでいる。4月18日のヤクルト戦(マツダ広島)7回1失点から、開幕3戦3勝の好スタート。同24日のDeNA戦(横浜)では9回途中2失点で2 …

指導者として最大の『後悔』、カープ・岩本は名球会入りの才能だった

指導者として最大の『後悔』、カープ・岩本は名球会入りの才能だった

私が「名伯楽」などと言ってもらえるのも、携わった選手がうまく育ってくれたおかげ。しかし、全員が思い描いたような結果が残せたわけでは、もちろんない。 名球会に入るような超一流選手にも劣らない才能があった …

石原に聞いた、黒田投手の「バックドア」と「フロントドア」の使い方

石原に聞いた、黒田投手の「バックドア」と「フロントドア」の使い方

元広島の黒田博樹投手がツーシーム(シュート系のボール)をそのように用いることで有名になった、「バックドア」「フロンドドア」という、ボールの使い方がある。 これは、ボールがホームプレートの外側から内側へ …