公式戦(5月30日、カープ13-0ヤクルト、神宮球場)
広島の2年目右腕・山口翔投手(20)がヤクルト戦(神宮)でプロ初先発。7回2死までノーヒットノーラン投球を見せる快投を見せ、7回1安打無失点でプロ初勝利を挙げた。
熊本工から2017年ドラフト2位で入団。
5月7日の中日戦(ナゴヤD)でデビューしてからこれまで3試合にいずれもリリーフ登板し、計4イニングを無失点。4度目の登板で初めて巡ってきた先発の機会はチームにとって球団新記録となる月間19勝目がかかったマウンドとなったが、20歳の若鯉は動じなかった。
初回から140キロ台後半の速球とスライダーを駆使して快調に飛ばした。13連敗中のヤクルト打線は3回開始前には早くもベンチ前で円陣を組んだが、1死から中村が四球を選んだだけ。
7回2死から22人目の打者となった同郷・熊本の同学年・村上のバットをへし折りながらも左前打されて大記録は逃したが、続くバレンティンを空振り三振に斬って取り、8回の攻撃で代打が出て降板となった。
山口の投球内容は7回で打者23人に対して95球を投げ、1安打無失点。8三振を奪い、与えた四球は1つだった。
(※引用元 スポニチアネックス)