交流戦(6月9日、カープ3-2ソフトバンク、マツダスタジアム)
広島がソフトバンクに3―2で競り勝ち、交流戦の連敗を3でストップ。昨秋の日本シリーズから続いていたソフトバンク戦の連敗を6で止めた。
4月29日のヤクルト戦(神宮)以来41日ぶりの先発登板となった九里が5回2失点で先発試合では今季初勝利となる2勝目(3敗)。新守護神のフランスアが初セーブを挙げた。ソフトバンクは交流戦に入ってから続いていた連勝が5で止まった。
広島は1点先制された直後の2回、鈴木の2試合ぶりの一発となる左越え17号ソロ本塁打で同点。1―2と勝ち越されて迎えた4回には3連続四球で無死満塁のチャンスをつかむと、会沢の左前適時打でまず同点。
さらに田中広の中犠飛で3―2と勝ち越すと、5回2失点の先発・九里の後を受けたリリーフ陣が6回以降を中村恭、一岡、レグナルト、フランスアと無失点リレーでつないで逃げ切った。
ソフトバンクは2回、1死一、三塁から甲斐のスクイズが決まって先制。1―1で迎えた4回には2死走者なしから松田宣の左前打と中村晃の四球で一、二塁としてから甲斐の中前適時打で勝ち越したが、その裏に先発投手の松本が3連続四球から2失点。
7回には1死満塁のチャンスに内川が投ゴロ併殺打、8回には2死一、二塁で代打・デスパイネが右中間へ大きな当たりを打ち上げたが中飛に終わった。
(※引用元 スポニチアネックス)