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交流戦では明暗だが…ソフトB内川が『弟子』カープ誠也に脱帽のワケ

2019年6月26日

交流戦では明暗だが…ソフトB内川が『弟子』カープ誠也に脱帽のワケ

「あいつはすごいから」

ソフトバンクの内川聖一(36)がこう言う。広島の鈴木誠也(24)のことである。

昨年の日本シリーズを戦った両チームは、交流戦で明暗が分かれた。故障者が続出しながら、若手や伏兵の活躍で2年ぶりの交流戦優勝となったソフトバンク。一方、5年ぶりの最下位に沈んだのは広島。過去に交流戦最下位でリーグ優勝した例はなく、苦戦を強いられたシーズン序盤同様、「V率0%」という数字が再び取り沙汰されている。

苦戦の一因は交流戦で打率.250、得点圏打率.154と不調をかこった4番・鈴木に求められているが、内川は心配無用だという。

2人は師弟関係にある。きっかけは2016年オフ、鈴木が弟子入りを熱望。今年の交流戦では軽めに会話を交わしただけだったというが、鈴木が迷ったときは連絡する仲だ。

年齢はひと回り違うが、「4番デビュー」は鈴木のほうが圧倒的に早かった。それを生かすべき、と師匠は言う。

「早いうちに経験するというのは、そのあとの野球人生を考えると絶対に良いことだと思う。僕が4番を打ったのは33(歳)とか34(歳)なので、その年になって初めて4番って大変なんだなと思った。それを早いうちに経験できているというのはすごく大切なこと。やっていけばやっていくだけ、いろんな環境や難しいことが出てくるはず。自分が将来、教える立場になったときにも役立つと思う。いろんな経験をしてほしい」

「自分の技術に置き換えている」

若いからこそ吸収も早いが、精神面では若さゆえにメンタルコントロールに苦しみ、不振に陥る打者もいる。しかし、師匠は太鼓判を押す。

「あいつね、意外とそういうのはきちんとできるんだよね。処理の仕方はそれぞれ。我慢したり、わーっと発散したり、自分なりのやり方を見つけられている。あいつはすごいからね。年々、持っているものを使う方法がうまくなっている。僕自身の感覚を伝えることは簡単だし、やろうとしてくれるのはうれしいことなのかもしれないけど、最後に自分のものとして感覚を掴まないと成績は出てこないので、『ハイハイ、そうですね、分かりました』と聞いているうちは結果が出ない。でも、きちんと自分の技術に置き換えられているからね。あいつはやばいよ」

昨季の日本シリーズでは打率.455、3本塁打と、成績では鈴木に軍配が上がった師弟対決。今季は実現するか。

(※引用元 日刊ゲンダイ

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