広島市こども文化科学館(広島市中区)は18日、プロ野球・広島カープのバティスタ内野手(27)ら3選手が出演するプラネタリウム作品「太陽系シリーズを制覇せよ!」の上映を休止した。別の作品に差し替え、上映を続ける。
同選手は日本野球機構(NPB)のアンチ・ドーピング委員会の検査で陽性反応を示し、17日に出場登録を抹消された。同館の担当者は「子供向け施設ということを踏まえ、球団と協議の上、適切ではないと判断し、休止を決めました」と説明。
今後の予定については「何らかの形で再開できればと思いますが、現段階で未定です」と話した。
同作品は7月19日から公開され、12月28日まで上映予定だった。プラネタリウムを宇宙の野球場に見立て、太陽系について学ぶことができる内容で、バティスタ内野手は映像のほか、スペイン語のセリフがあった。
ほかに、大瀬良大地投手(28)、松山竜平外野手(33)も出演していた。この日、数人が休止を知らずに、来館したという。同館では代わりに「ぴょん太VS怪盗ハテナマン」を上映している。
(※引用元 スポーツ報知)