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中村奨成が『1軍』初出場果たせず、苑田スカウト「体ができないと」

2019年9月30日

中村奨成が『1軍』初出場果たせず、苑田スカウト「体ができないと」

広島・苑田聡彦スカウト統括部長(74)が、27日に広島市のマツダスタジアムでのスカウト会議後に取材に応じ、2018年のドラフト1位・中村奨成捕手(20)にハッパをかけた。

「順調といっても、1年半休んでいる。体ができないと駄目です。一生懸命、トレーナーとコーチが付いてやってくれているみたいですが…」

鳴り物入りで入団して今年で2年目を迎えた中村奨だが、2月の春季2軍キャンプ開始直後に「右第一肋骨(ろっこつ)疲労骨折」で離脱した。初実戦の6月18日のウエスタン・リーグ、阪神戦(由宇)では頭部死球で再離脱するなど、けがと不運に泣き1軍初出場を果たせぬままシーズンが終わった。

自身がリハビリ中の5月7日のヤクルト戦(神宮)では同期の同2位・山口翔投手(20)=熊本工高=がプロ初先発勝利をマークし、6月には同5位・遠藤淳志投手(20)=霞ヶ浦高=が、9月には同3位・ケムナ誠投手(24)=日本文理大=が1軍デビュー。専門性の高い捕手と登板機会の多い投手では比較できないが、出遅れ感は否めない。

“悩めるドライチ”を苑田スカウトは「家系もあるけど、練習して食事をすれば太ももが大きくってくる。そうすればどんどんうまくなる」と期待を寄せる。基本中の基本ではあるが大野寮の食事をしっかり摂り、人より多く練習することが1軍への近道になるというわけだ。

その才能は疑いようのない。広陵高時代の2017年の夏では清原和博(1985年、PL学園)を抜き、1大会最多の6本塁打を記録。強肩強打に加えて、高いリーダーシップでチームを準優勝へ導いた。今年5月に国内フリーエージェント権を取得した正捕手の会沢翼(31)が今オフに同権利を行使して移籍した場合、正妻争いが始まる。

苑田スカウトが「捕手としてはもちろん、三塁をやらせても日本一になれる」と絶賛するほど逸材、中村奨。3年目の来季こそは殻を破って“清原を超えた男”の価値を証明する。(柏村翔)

(※引用元 サンケイスポーツ

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