最後の最後に4位転落。4年ぶりのBクラスに沈み、CS進出を逃した広島・緒方監督は「チームの勝敗の責任は監督にある。こういう形になり、一生懸命頑張ってくれた選手、コーチ、そして何よりもファンの方々に申し訳ない」と意気消沈した。
終戦したことで、今後は国内フリーエージェント(FA)権を取得した選手の去就に焦点が移る。
今季6勝5敗、防御率4・06と不本意な成績に終わった野村だが、16年に16勝で最多勝に輝いた技巧派右腕の評価はチーム内外で高い。野村はこの日夜「シーズンが終わったので、これからゆっくり考えます」と熟考する姿勢を示した。
昨季まで2年連続ベストナインを受賞した会沢は今季初めて規定打席をクリア。得点圏打率3割5分1厘はリーグトップで、自己最多の63打点を記録した。すでに楽天が調査に乗り出す姿勢を見せているが、会沢も熟慮を重ねる。
菊池涼は昨オフ、ポスティングシステムを利用したメジャー移籍を要望。球団も容認の構えだが、自身は今オフ、球団側は最短で海外FA権取得前年の来オフを想定しており、現時点で平行線。鈴木球団本部長は「来季もいてほしい」と慰留に努める考えだ。
(※引用元 スポーツ報知)