元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫さん(71)が18日、自身のブログを更新。17日に行われたドラフト会議を総括し、終わるまで黙っていた自身の注目選手を明かし、そして悔やんだ。
まずは「第一印象はバランスがいい」と巨人のドラフト指名選手について触れた堀内さん。「今回指名された選手が皆揃って無事に入団し活躍してくれることを俺も心から期待してますよ!」と“後輩たち”に思いをはせると、ドラフト前まで黙っていたことをついに明かした。
「さて…ドラフトが終わったから言うんだけどね(笑)俺が注目していた選手は明治大学の森下暢仁(まさと)投手なんだよねぇ」と丁寧に名前の読み仮名までつけてMAX155キロを誇る大学NO・1右腕に注目していたことを告白。
「毎年2月に行われる全日本大学野球連盟に所属する大学生を対象にした『冬季特別トレーニング』東日本ではジャイアンツ球場でやっててね」
「俺も投手コーチとして参加させてもらってるんだけど、森下くんはそれに来ていたのと今年の全日本大学野球選手権大会での投げっぷりも見ていてね」と森下が“教え子”だったことを明かすと「コントロールの良さ、球のキレ、そして魅力なのがボールが重いところでね。即戦力という観点からしても彼は非常に楽しみな選手」と絶賛した。
そして「広島か~~~(笑)」とポツリ。巨人のライバル、広島に単独1位で指名されたことを苦笑い交じりに悔しがった。
広島は投手コーチから新たに就任した佐々岡真司監督(52)が森下にぞっこん惚れこみ、ドラフト会議前に1位指名を公言。現役時代に138勝106セーブを挙げた佐々岡監督と203勝&178完投を誇る堀内さんに即戦力として太鼓判を押された森下のプロデビューが今から待ち遠しいところだ。
(※引用元 スポニチアネックス)