カープに鯉

広島カープへの想いを届ける記事を掲載♪「カープ関連」のLINEスタンプも紹介してますヾ(*≧∀≦)ノ゙

負けの時こそ試される『団結力』!誠也、會澤…精神的支柱の頼もしさ

2019年10月23日

負けの時こそ試される『団結力』!誠也、會澤…精神的支柱の頼もしさ

広島のリーグ3連覇を支えた救援陣の不調は、それを補おうとする若手投手にも試練を与えた。今季は、中村恭、菊池保と中堅組の“新戦力”が台頭しただけでは補い切れず、若ゴイもブルペンの中心となって支えざるを得なかった。そんな酷な状況に寄り添ったのは、先輩投手だけではない。野手の主軸も、当然のようにケアを怠らなかった。

たとえば、大卒新人の島内颯太郎投手(23)は悩んでいた。150キロ超の直球で押す強気の投球は、不安定な制球によってかき消された。登板機会が減少し始めた7月下旬、語りかけたのは鈴木誠也外野手(25)だった。

「お前みたいなタイプなら、思い切って腕振ってど真ん中に投げれば大丈夫。腕を振っていたら、抜けた変化球でも対応できない。腕振るだけで全然違うから」

今季で7年目を迎えた鈴木は、大卒新人から見れば2学年先輩。主軸に上り詰めるまでに積んだ経験を、ヒントとして与えた。

「極端な話、もう思い切りやってダメだったら野球をやめるしかない。俺はそうやって割り切って考えてやってきた。人生で野球やっている時間の方が短いんだから」

島内はうなずき、内心で驚いていたという。「誠也さんのレベルの選手でも、あそこまで想像しているなんて思いませんでした。2軍にいたときはすぐに1軍に上がりたくて結果が欲しいし、緊張感も違う中で縮こまっていたかもしれないですね」。

また、一時勝ちパターンで起用された遠藤淳志投手(20)の心の弱さを見抜いたのは、会沢翼捕手(31)だった。6月22日のオリックスとの交流戦で、遠藤が2点劣勢の7回に登板。4番・吉田正への内角直球に首を振り、外角の変化球にうなずいた。結果は四球と勝負しきれなかった。試合後、優しく諭した。

「逃げたのだとしたら、それはやめよう。打たれてもいいんだよ。遠藤の責任じゃない。俺のせいだから。攻めて勉強しよう」

遠藤は、当時の心境を「吉田さんへの内角は、やっぱり怖かったんですよね」と素直に認める。そして、ときに内角勝負に敗れながら未来への経験を積んだ。

会沢はチームメートについて「仲間という感覚が強い。仲間を絶対守ってあげようと思える」と言ったことがある。赤ヘル一丸には、投打も、年齢の壁もない。団結力は、負けた時に試されるもの。精神的支柱の頼もしさを再認識する今季だった。(河合洋介)

(※引用元 スポニチアネックス

関連記事

緒方監督が『引きこもり』に?勢いを取り戻し始めたカープにまた難題

緒方監督が『引きこもり』に?勢いを取り戻し始めたカープにまた難題

4連覇を目指す広島東洋カープが開幕ダッシュに失敗した。過去3年のリーグ優勝は、全て独走状態だった。“逃げ切りの広島”が初めて追う展開となったわけだが、反撃態勢が整う前に緒方孝市監督(50)が精神的に参 …

野村謙二郎氏、広島の選手もベンチも準備不足だった3回の丸のバント

野村謙二郎氏、広島の選手もベンチも準備不足だった3回の丸のバント

1―1の3回、無死一、二塁の守り。丸のバントを松山が一塁へ悪送球して、これが決勝点となった。松山も、ベースカバーに入った菊池涼も想定外だったようで一歩目が遅れていた。 けん制球を入れることもなかったバ …

非情采配は期待の裏返し!眠れる獅子・野間は、吠えて試練に打ち勝つ

非情采配は期待の裏返し!眠れる獅子・野間は、吠えて試練に打ち勝つ

プロの世界でも選手の育成法はさまざま。アマチュア時代の注目度と成長度合いが必ずしも比例するものではない。大きな期待を背負いながら、大成できずに辞めていく選手も決して少なくない。チームによって育成方針が …