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秋山、筒香、菊池の年俸を予想!単年契約で力を示す…、という手も?

2019年11月22日

秋山、筒香、菊池の年俸を予想!単年契約で力を示す…、という手も?

2019年11月の時点で、秋山翔吾外野手、筒香嘉智外野手、菊池涼介内野手の野手3人が「メジャーリーグ挑戦」を表明している。

実現すれば、今春の日本開幕戦で引退したイチロー以来の「日本人野手」誕生となるが、いくつかの報道を見る限り、メジャー球団が提示する条件次第では古巣に戻る選択もあるそうだ。

代理人の仕事は「より良い条件」を求めることなので、メジャー球団の提示がそれを満たしていなければ、選手=クライアントに「メジャー挑戦」を進言するのは難しい(選手本人が夢や希望を最優先するなら、話は別だが)。

まず大前提として、「レギュラーとして出場する確約」や「マイナーリーグに落ちない確約」などというのは、選手同士が競争する権利を奪うので有り得ない。

過去にメジャーへ移籍した選手の例でも分かるように、どんなに高額の契約が取れても、しっかり結果を残さなければ控え選手になることも、マイナー降格することも充分に起こり得る。

だから、代理人が求める条件とはすなわち、契約金や年俸を含む総額、つまり「金」の話になる。

秋山、筒香、菊池の年俸は?

秋山の2019年の年俸は2億3500万円、筒香は4億円、菊池は2億4000万円と過去の報道にあるので、そのあたりが彼らの「メジャー挑戦」が実現するか否かの境界線になるかも知れない。

フリーエージェント(FA)の秋山は、埼玉西武ライオンズでの9年間で通算打率.301、出塁率.376、長打率.454(OPS.829)、116本塁打、112盗塁という好成績を残している。

年齢(来年32歳)を危惧する声もあるようだが、「典型的なリードオフヒッター」を求める球団にとっては、彼の高い出塁率は何よりも魅力である。

秋山と似たケースを探してみると

秋山と似たような「俊足好打」タイプで、今季までダイヤモンドバックスで平野佳寿投手の同僚だったジャーロッド・ダイソン中堅手(35歳)の今季年俸350万ドル(1ドル110円換算で3億8500万円、以下同様)ならば、秋山の今季年俸を上回っているので「好条件」と言える。ダイソンは33歳のシーズン終了時に、契約金50万ドルを含む2年総額750万ドルで契約している。

今オフ、FAになる選手で、ダイソンより高額の契約をしていた中堅手は、25歳の時に5年総額2355万ドル以上の契約をした年俸900万ドル(9億9000万円)のワァン・ラガレス(30歳 メッツ)や、年俸525万ドル(5億7750万円)のビリー・ハミルトン(29歳 ブレーブスほか)などだ。

それらの選手を除外して、FA市場にいる中堅手の今季年俸を調べると、今季200万ドル(2億2000万円)のジョン・ジェイ(34歳 ホワイトソックス)、中堅手ではないが、巨人入団が決まったヘラルド・パーラ(32歳 ナショナルズ)の同175万ドル(1億9250万円)など、あまり評価が高いとは言えない。

単年契約で実力を示す、という手もある

ダイソンにしても、秋山の古巣ライオンズが提示したとされる4年20億円には遠く及ばないので、代理人としては判断が難しいが、それならば、こういうシナリオも用意しておいた方がいいのではないか。

契約交渉における秋山の最大の武器はFAであることなので、メジャー球団が安価での長期契約を提示した場合は、焦って飛びつくことはない。それでも好条件が提示されないなら、今オフは多くを望まず、単年契約で早期決着をつけるのだ。

メジャー球団にとっては「日本人野手は通用するのか?」というのが契約の1つの障壁になっているのだから、単年契約で実力を示せば評価はガラリと変わる。

1年間、しっかりと「メジャーで通用する」ことを証明すれば、来オフに年俸500万ドル(5億5000万円)前後での複数年契約を目指せるわけだ。もちろん、活躍できなければ「メジャー挑戦」がたった1年で終わるデメリットもあるけれど。

数字さえ残せば年齢は問題にならない

ナンセンス? いや、そんなことはない。

たとえば、2018年で現役を引退したディナード・スパンという中堅手がいる。盗塁王を獲るほどではなかったが、ナショナルズ時代の2009年や2013年にリーグ最多の三塁打(10と11)、2014年にはリーグ最多安打(184)を記録するなど、左投げ左打ちの「俊足好打」の中堅手だった。

スパンはナショナルズとの契約最終年の2015年、31歳の年にリードオフヒッターとして打率.301、出塁率.365、長打率.431(OPS.796)、5本塁打、11盗塁という好成績を残して31歳にしてFAになった。

そして3年総額3100万ドル(34億1000万円)、年俸では11億円超えの好条件でジャイアンツと契約しているので、秋山が「1歳遅れ」で同様の契約を手にしたって、何ら不思議なことじゃない。

筒香や菊池はポスティングが壁

一方、来年28歳の筒香や同30歳の菊池にとっては、ポスティングが大きな壁となる。それは彼ら(と代理人)がFAのように球団と対等の立場で交渉できるわけではなく、「この提示内容が気に入らないなら、日本へお帰りください」という球団主導の交渉になってしまうからだ。

思い出すのは、2011年にポスティング制度を使って29歳で「メジャー挑戦」を果たした青木宣親外野手(現ヤクルト)のケースだ。

青木は2011年の11月10日に「メジャー挑戦」を表明し、同年12月18日に250万ドルでブルワーズが交渉権を得たが、年が明けた2012年1月に同球団のキャンプ地でテスト同然の公開練習を行った末に総額225万ドル(2億7500万円)の2年契約を交わさなければならなかった。

おまけに単年150万ドルの球団オプションが付随しており、相場から見ると安価だったために更新されたので、結果的には3年契約だった。

1億台から6億以上にジャンプアップ

年俸125万ドル(1億3750万円)は控え外野手の待遇である上に、それを複数年契約で受け入れなければならなかった部分にポスティング制度の難しい部分があるのだが、青木はオープン戦で27試合72打席に立ち、67打数20安打で打率.299、出塁率.338、長打率.463と結果を残して、見事に開幕メジャーを勝ち取り、開幕後もさらに活躍し続けて、右翼のレギュラー・ポジションさえも勝ち取って見せた。

その報奨は大きく、青木はブルワーズとロイヤルズでの雌伏の時を越えた2015年、FAとなってジャイアンツと年俸470万ドル(5億1700万円)、2016年のマリナーズや2017年のアストロズとは年俸550万ドル(6億500万円)でそれぞれ契約し、メジャーに来てからの6年間で稼いだ総額は2065万ドル(22億7150万円)に届いた。

日本人野手の成功例というより、実例=サンプルそのものが少ないので、メジャー球団から好条件が提示されなくても、それほど驚くようなことではないが、メジャー挑戦というスタートラインに立ちさえすれば、あとは活躍次第だ。

スパンのような成功にたどり着けるチャンスや、青木のような「アメリカン・ドリーム」を掴むチャンスは今、3人の日本人選手の目の前にある。夢や希望だけじゃ実現しない「メジャー挑戦」。意を決して動き出した選手たちの思いが報われることを、心から祈っている。

(※引用元 Number Web

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