ポスティングシステムを利用しての米大リーグ移籍を希望している広島・菊池涼介内野手(29)が、二塁手ではセ・リーグ最多となる7年連続7度目のゴールデン・グラブ賞を受賞。
表彰式後に取材に応じ、米メジャーと、来夏の東京五輪出場の“ダブル挑戦”への意欲を語った。
「五輪にも、第一線でやっている以上は出たいです」
球団はポスティング申請の手続き中(申請は12月5日まで)で、日本野球機構が受理後、米大リーグ移籍へ向けた交渉が解禁となる。移籍が実現した場合は、東京五輪と米大リーグの日程が重なるため、五輪出場は厳しくなるが、侍ジャパンの思いも捨てていない。
菊池涼は「代理人や球団の話を聞かないといけない。僕の気持ちだけでは決められない」とした上で、「いろいろな契約があると思う」と、米球団との交渉の中で五輪出場の可能性を探ることを示唆した。
今秋の国際大会「プレミア12」で正二塁手として世界一に貢献。ベストナイン&最優秀守備選手に選ばれた“ニンジャ”に、『特例』を認めるメジャー球団はあるのか、注目が集まる。(柏村翔)
(※引用元 サンケイスポーツ)