広島の新人合同自主トレが12日、廿日市市内の大野練習場で行われた。
30メートル走では、ドラフト2位・宇草孔基外野手(22=法大)が、唯一の3秒台となる3秒98をマーク。
3秒台が俊足の目安とされており、2位だった森下(明大)の4秒12を大きく引き離す断トツだった。
大学4年春のリーグ戦では13試合で6盗塁し、高校3年春の甲子園大会初戦・米子北戦では、大会タイ記録となる1試合5盗塁をマーク。自慢の俊足のアピールに成功した。
午後からは、広島市内の病院で体力測定を行った。指示に応じてジャンプする反応時間は、野手トップの韮沢(花咲徳栄)に次ぐ野手2位をマークし、瞬発力の高さも示した。
「スピードを持ち味としてプレーしている。スピードがある分、体に負担もかかると思う。速さを維持しながら長くプレーを続けていくことも大切な要素。そういうところも意識してやっていきたいです」
腕の筋力測定でも高数値を記録。「柳田選手とか鈴木誠也選手のような、大きくてスピードもあるプレーヤーになりたい」。俊敏性とパワーを兼ね添える先輩らを理想に掲げた。
(※引用元 スポニチアネックス)