プロ野球の開幕延期に伴い、公式戦実施までの期間中に、当初予定されていたカードを中心に実戦を行う構想があることが10日、分かった。
プロ野球は9日に20日の開幕延期を決定。新たな開幕日について、斉藤コミッショナーは「遅くとも4月中を目指す」と話している。カード初戦でセ・パ計6試合が組まれている4月10、14日などが候補に挙がるが、今後の感染状況次第。
一方、公式戦に向けた調整も必要とあって、当初予定されていたカードを軸に、無観客試合を実施する見通しのようだ。
予定されていたカードであれば、球場や相手の宿舎、移動手段が確保されている。公式戦日程では6連戦も組まれているが、調整という側面を考慮して試合数を減らす可能性もある。引き続きオープン戦として開催することも検討されている。
開幕までの実戦予定は、12日の12球団代表者会議で協議予定。同会議では、開幕延期に伴う日程変更案も話し合われる。12球団は公式戦143試合の実施を目指しており、クライマックスシリーズの中止や日本シリーズの日程を遅らせる案などが浮上している。
(※引用元 スポーツ報知)