広島のドラフト1位・森下暢仁投手(22)が16日、カーブの向上に励んだ。マツダの室内練習場で約25メートルの間隔をとりカーブを多投した。
15日のソフトバンク戦ではオープン戦で11イニングぶりの失点を喫し、4回7安打5失点と打ち込まれた。全95球中カーブは9球投げたが、ストライクが1つも取れず、制球力を欠いた。
森下は「最近、カットボールを多く投げていて、カーブの縦(軌道)のラインが思うように入らなくなった。ボールの回転を意識して入る」と修正点を分析。沢崎投手コーチも「(変化球の)低めの精度が彼にはないかな。直球は悪くない」と15日の試合後、課題を指摘していた。
チェンジアップも抜け切れていないと感じる部分があり、カーブ、チェンジアップの精度アップを目指している。
「うまくいかないときに、どう自分の投球ができるか考えてやっていきたい」と話していた背番号18。シーズン開幕日が決まらず、調整も難しいが「なるようになるかなと思っている。焦らずやっていく」と前向きに捉えていく姿勢を示した。
(※引用元 スポーツ報知)