◆2軍練習試合 広島2―1中日(19日・由宇)
広島の九里亜蓮投手(28)と遠藤淳志投手(20)が19日、2軍練習試合の中日戦(由宇)に登板し、そろって好投した。先発の九里は4回3安打無失点。3番手で登板した遠藤も4回4安打1失点にまとめ、ともに開幕ローテ争いに踏みとどまった。
5日のソフトバンクとの教育リーグ(由宇)で3回1/35安打7四球3失点だった九里は、映像を見直し「(腕が)横振りになっている球が多い」と反省。この日は内角を突く強気な投球を意識し、結果を出した。視察に訪れた佐々岡監督から1軍再昇格を通達され、「継続してやらないと意味がない」と向上を誓った。
11日のDeNAとのオープン戦(横浜)で1イニング3被弾など3回5失点と炎上した遠藤も、1失点に「最少失点で投げ切ろうとマウンドに上がったのでよかった」と安どの表情。指揮官は「前回よりも(調子は)上がってきている」と評価し、九里についても「攻める気持ちが見えた」と背中を押した。(坂口 愛澄)
(※引用元 スポーツ報知)