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球界実力者が次々と言及「16球団構想」の現実味…各自治体に聞いた

2020年4月13日

球界実力者が次々と言及「16球団構想」の現実味…各自治体に聞いた

球団拡張が実現する――そうぶち上げたのが、元ヤクルト監督の古田敦也氏(54)だ。

去る4日に放送されたテレビ番組で、「(プロ野球の)16球団構想はすでにやっている」とキッパリ。新規参入球団の本拠地となる具体的な都市名を出し、「まずは2球団が、早ければ2年後からでも」と話した。

■王貞治氏「できればあと4つ」

古田氏は数年前からプロ野球の球団増設を訴えており、16球団構想を口にしたのも今回が初めてではない。今年1月にはソフトバンクの王球団会長(79)も、「できればあと4つ、チームが誕生してほしい」と提言。球界で最も大きな影響力を持つ王会長の口から出た突然の16球団構想に球界が驚く中、示し合わせたかのように再び古田氏がくすぶっていた火種に薪をくべたことになる。

古田氏が挙げた4自治体は実際、2015年に静岡市が旗振り役となって、沖縄県、新潟市、松山市と球界参入のための協議を行っている。それぞれプロ野球の公式戦を開催する球場を持つ都市で、以前から誘致に積極的だといわれてきた。そこへ、古田氏が「2年後にも」と具体的に踏み込んだ。コロナ騒動の裏で事態が大きく動き始めているかのような印象を与えたが、現実はどうなのか。各自治体に話を聞くと……。

■静岡市「具体的な計画はまだ」

静岡市のスポーツ交流課は本紙(日刊ゲンダイ)の取材に以下のように答えた。

「球界参入の準備というと、少し言葉が強いですけど……。他の都市を含めて、将来的にNPBの球団を地元につくることを目指しているのはその通りです。ただ、具体的に何か計画が進んでいるというわけでもない。まだ勉強中ということです。たとえば、楽天さんが新球団をつくったときに本拠地球場(県営宮城球場、現楽天生命パーク宮城)を改修したように、我々もボールパーク化する必要があるのでは? などという話です。(新潟市などの)4都市の協議? ウチが音頭を取っていますが、あくまで情報共有。随時、必要なときは集まって、情報を交換している最中です。地元企業との話し合いなど、具体的なアクションはまだです」

新潟市のスポーツ振興課も「協議や準備という表現がふさわしいかはわかりませんが」と、前置きしてこう続ける。

「勉強会はしていますよ。仮にNPBのチームができたらどんな影響があるのか、経済効果はどうなるのか、などです。チームができつつあるとか、どの企業に話を持っていくとか、そこまでの話ではありません」

いくら自治体が旗を振っても、実際に球団を持つのは企業だ。プロ野球の経営はとにかくカネがかかる。手を挙げる企業がなければ、話は始まらない。逆に言えば、自治体の強力なバックアップと綿密な戦略があれば、名乗りを上げる企業が出てくる可能性もある。

沖縄県には昨年、「琉球ブルーオーシャンズ」というプロ球団が誕生した。この球団は独立リーグには参加せず、当初からNPB参入を目的としてつくられたものだ。GM(現シニアディレクター兼打撃総合コーチ)に初代楽天監督の田尾安志氏、球団社長に元ベイスターズの小林太志氏、監督は元ロッテの清水直行氏という布陣だ。コーチ陣にはいずれもソフトバンクOBが名を連ね、寺原隼人氏が投手担当、井手正太郎氏が打撃兼外野守備担当として入閣している。選手も村中恭兵(元ヤクルト)、吉村裕基(元ソフトバンク)、比屋根渉(元ヤクルト)らがおり、今春キャンプでは巨人の三軍と試合を行っている。沖縄県の担当者は「引き継ぎしたばかりで詳細を把握できていない」と話すも、資金面や戦力的な問題はともかく、すでにチームとしての下地は整っていると言っていいだろう。

■松山市「50万都市で経営が成り立つのか」

もっとも、中には不安を抱える都市もある。松山市のスポーティングシティ推進課は具体的な悩みを口にする。

「ウチのような人口50万都市で果たしてNPB球団の経営が成り立つのかどうか。新潟市さんや静岡市さんは地元に大きな企業がありますが、我々にとってはどこまでリアリティーがあるのか……。坊っちゃんスタジアムもそうです。市民の皆さまも使っている球場ですからね。その意味では仮にNPB球団ができたとして、年間何試合が開催できるのか。市民の皆さまの利用を制限する必要も出てくるかもしれません。かといって何もしなければ、『なんで松山市は16球団構想に参加しないんだ』と言われかねませんから……。そうした部分も含めて、勉強中ということです。もし、我々に声がかかったとき、行政にありがちな『ただいま検討中です』というのも避けたいですからね」

これまでも浮上しては消えてきた、プロ野球の16球団構想。18年7月にZOZOの前澤友作社長(当時)が「大きな願望」として「みんなで作り上げる参加型の野球球団にしたい。シーズンオフ後に球界へ提案するためのプランを作ります」とプロ野球への新規参入をぶち上げたものの、いつの間にか話題にもならなくなった。バカバカしいが、球団拡張、新規参入には既得権益に固執する既存球団という高い壁があるのも事実。王会長と古田氏の“OF砲”が岩盤を突き破れば、面白くなりそうだが……。

(※引用元 日刊ゲンダイ

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