プロ野球12球団の臨時代表者会議が23日、都内で行われ、会議後に会見した斉藤惇コミッショナーは開幕の際の試合形態については「無観客で開かざるを得ない」と言及。
開幕を迎えた場合、台湾や韓国球界と同様に無観客での開催になる可能性を示した。
この日の会議で最終決定したわけではない、とした上で「もちろん財政的な問題は考えなければいけないが、今はスポーツ、野球を通して全国の皆さんに元気になっていただきたいという気持ちの方が全球団、強いということ。お客さんを入れないでまずはやっていこう、ということにどこも反対はない」とした。
今春の練習試合も無観客だったが、シーズン公式戦が無観客開催となれば史上初となる。
また、未定となっている開幕日の決定時期については「全国に緊急事態宣言が発出されている状況下で、今日の現時点で開催日を設定するのは無理」と斉藤コミッショナー。
「5月上旬、連休明けに開幕日を決めたいという気持ちは強い」とし、ゴールデンウイーク明けにも今季の開幕日を設定したい意向を示した。
(※引用元 スポニチアネックス)