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今こそ、逆転のカープの真骨頂を…石原慶幸の言葉、鈴木誠也の姿勢!

2020年5月2日

今こそ、逆転のカープの真骨頂を…石原慶幸の言葉、鈴木誠也の姿勢!

なんとなく気持ちが重たい日が続いている。コロナ禍での外出自粛による影響というよりも、目にする、耳にする、触れる批判的な言葉を消化するために無駄なエネルギーを使っているかのようだ。負の言霊が、心の鉛となっているような気がする。

他者だけでなく、自分もまた少なからず批判的になっているかもしれない。気持ちが弱まれば、言動にも影響する。ギスギスしたようなときこそ、前を向いて“肯定”する力が必要ではないか。

広島は全国への緊急事態宣言発令を機に、投手と野手をそれぞれ2班ずつに分けた4班を完全に分離させ、午前と午後の1勤1休をとる。

日本が得体の知れないウイルスと闘っている今、プロ野球の開幕はいつ、と議論できるまでに至っていない。

「プロ野球だけが特別ではない」

そんな声が飛んできそうだが、誰よりもそう強く感じていたのは選手たちだ。関東圏などで感染が広がりを見せていたころ「自分も感染しないか不安」、「野球をやっていていいのか」などの声が上がった。不安や恐怖、「野球=仕事」に対する戸惑いの声が聞かれた。

下を向いていれば、自然と気持ちも沈む。動こうにも、足取りも重たくなる。前に進むためにまずやらなければいけないことは、顔を上げることだろう。

決勝打を放った石原の言葉

生活だけでなく、試合でもそう。1年前の今頃、広島は8連敗から8連勝して借金を完済した。連敗を止めて流れを変えたのは4月17日、巨人戦での逆転勝利だった。

8回裏に丸佳浩に勝ち越し2ランを食らった直後の9回表に追いつき、勝ち越し打を放った石原慶幸は振り返る。

「急に良くなることはない。とにかく自分たちのできることを、自分たちの野球をやろうとみんなで話していた。全員が一丸となって諦めないのがカープの野球だから」

諦めない姿勢で2018年まで3連覇。4位に終わった’19年も球団新記録となる12度のサヨナラ勝利を記録した。目の前の可能性を信じて前を向く者に、幸運は訪れるのかもしれない。

鈴木誠也「今の1日の方が大切」

コロナ禍でも練習は続く。2日に一度、2班が与えられた時間は3時間もない。

主砲の鈴木誠也は言う。

「開幕を気にしてもどんどん延びていくかもしれない。深く考えると疲れる。それよりも、今の1日の方が大切」

フリー打撃ではセンター中心の打撃を徹底。気持ちよくさく越えを狙うのではなく、打球方向は7割超が左中間から右中間のエリア。高い意識の徹底がうかがえる。

プロ入りから誰よりも練習量をこなして今のポジションまで上がってきた。試したいこと、取り入れたいもの、追い込みたい日もある。やることはいくらでもあるタイプだろう。ただ、現状を嘆いても何も生まれない。できる範囲内で最大級の実りを求める。開幕日すら決まっていないなら、シーズンでの目標を見るのではなく、足元をみつめればいい。やることは必ずある。

すべては1つ1つの積み重ね。それがアスリートとしての可能性を高め、人としての深みとなる。反対に1日の怠慢がのちに大きなツケが来る。ときには自分を許すことも大切だろうが、緩みによって成長の歩みを止めることは、停滞ではなく、後退を招きかねない。

「今年はシーズンが開幕されなくても仕方がないと思っている」と覚悟する選手もいる。それでも、その上でやるべきことをやる。やるしかない。与えられた環境、条件を肯定してこそ前進する力も生まれる。

広島ナインが示してきたもの

あの日、石原が感じたチームの力は、今年から選手会長を務める田中広輔も感じている。チームをまとめることが難しい今も「選手たちが自覚を持ってやっていると信じている」と、仲間を信頼している。

開幕日が決まらない中での調整は、ゴールの見えないマラソンを走っているようなものだろう。それでも選手は与えられた環境でプレーすることしかできない。

プロ野球選手は特別ではない。だが、プロ野球選手が敗戦やケガ、挫折から強くなってきたように、アスリートの思考はときに学びとなる。現実を受け取る姿勢で、歩みの速度は変わる。下を向いてばかりいては、前進する歩みも鈍ってしまう。広島ナインが示してきた“行程”の持つ力が、その先に待つ未来を変える。

(※引用元 Number Web

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