広島・遠藤淳志投手(21)が6日、マツダスタジアムのマウンドから87球を投じ、ビデオカメラで撮影した。
「映像で振り返ることができるので良い。球の上下など微妙な高さがわかるので、今度の練習で見ようと思います」
霞ケ浦高から2018年ドラフト5位で入団。2年目の昨季は1軍に初昇格し、34試合登板で1勝1敗1セーブ6ホールド、防御率3・16を残した。今季は先発ローテ入りを狙う右腕だ。
この日は中継ぎ左腕の塹江と2人、本拠地のマウンドで投球練習を行い、奥チーフスコアラーが撮影。最初は捕手の後ろに三脚を立てて正面から、途中から二塁方向へ三脚を移動させ、背面からの映像を撮った。
横山投手コーチは「(前後からの独自の映像があれば)フォームのバランスを確認しやすくなる」と、発案者の奥スコアラーに感謝。開幕は不透明な状況だが、スコアラーの気の利いた助言を受け、モチベーションもスキルも上げていく。(柏村翔)
(※引用元 サンケイスポーツ)