今年の目標はカープ女子らしく「スラィリーみたいなSTU48のマスコット的な存在に」
瀬戸内7県を拠点とするアイドルグループ「STU48」は、新型コロナウイルスによる苦境を乗り越え、グループ結成4年目となる2020年のさらなる飛躍を目指す。
メンバーが日替わりでオリジナル体操をする「みんなでSTU体操」など、支えてくれるファンとともにさまざまな試みを行うなか、メンバーは今、どのように過ごしているのか。今後挑戦したいことを含めて紹介していく。
16歳の甲斐心愛は、グループに活力をもたらす太陽のような存在だ。純粋無垢な笑顔、物怖じしない性格が生み出すエネルギーと一体感は、STU48にとって不可欠。
キャッチフレーズに「いつも心に愛を!」とあるように、持って生まれた“人に愛される力”により、彼女の周りは温かさと思いやりであふれている。キャプテンの今村美月も、「明るい性格なので、心愛がいてくれるだけで周りが元気になります」と話す。
人一倍負けず嫌いで、弱音を吐かずどんなことにも食らいついていく根性の持ち主でもある甲斐。メンバーの石田みなみが「自分にも厳しいから、できないことはできるまでとことんやる」と明かすように、学業との両立で時間が限られるなかでも歌やダンスをしっかり習得してきた。
2ndシングル「風を待つ」で自身初の選抜メンバー入り、以降のシングルすべてで選抜に名を連ねてきたのも、その努力の賜物だろう。
広島で生まれ育った甲斐がSTU48とともに情熱を注ぐのが、広島東洋カープだ。父親をはじめ「先祖代々カープファン」の一家に生まれた彼女は、幼い頃から球場に足を運んで観戦するなど“英才教育”を受けてきた。その熱烈ぶりは、靴から持ち歩いているカバンまで全身カープグッズで染まっているほど。
「2020年はカープで言うスラィリーみたいな、STU48のマスコット的な存在になりたい」とカープになぞらえて目標を掲げるあたりは、なんともカープ女子らしい。
「おうち時間」が増えた最近は、「お菓子作りをして、クッキーとかを焼いています」と甲斐。今後挑戦してみたいことは、念願の「カープの始球式」を実現させることだという。
持ち前の元気と明るさで、甲斐は今日もSTU48を照らし続ける。
(※引用元 ENCOUNT)