カープに鯉

広島カープへの想いを届ける記事を掲載♪「カープ関連」のLINEスタンプも紹介してますヾ(*≧∀≦)ノ゙

プライドを捨てた堂林翔太は、今年必ず花開くだろう/川口和久コラム

2020年6月15日

プライドを捨てた堂林翔太は、今年必ず花開くだろう/川口和久コラム

ライバルは多いが、見ていて何かやってくれそうという雰囲気がある選手だ

開幕に向け、状態を上げてきたのが、広島カープだ。俺はキャンプ時から優勝候補と予想しているが、練習試合を見ても印象は変わらない。メヒア、ピレラと、外国人選手の好調さもあって、野手陣の競争が激しくなってきたが、俺が今一番気になるのは、一塁スタメンをあの男が手にできるかどうか。プロ11年目を迎える堂林翔太だ。鯉のプリンスと言われた人気選手だが、この8月で29歳か。早いものだね。

堂林は入団3年目の12年、野村謙二郎監督に一軍に抜てきされ、いきなり全試合出場を果たした。このときはサードで、攻守とも粗っぽいが、思い切りがよく、見ていてワクワクするような、可能性を感じさせる選手だった。ただ、その後、なかなか結果が出ず、外野にも回り、15年からの緒方孝市監督時代は、チャンスも一気に減った。当たり前だ。プロは結果を出してナンボ。新しい選手がドンドン入ってくるから、順番をじっと待っていて居場所が空くわけではない。

なぜ堂林を気にしていたかと言うと、彼の出始めのころは巨人のコーチだったのだが、原辰徳監督が堂林をすごく気に入っていたからだ。同じ右のサードもあるのか、すごく気にしていた。ただ、原監督がいつも言っていたのが、グリップの位置だった。「後ろに入り過ぎなんだ。あれじゃ、インコースをさばけないんだがな」ということだった。

その堂林が今年は練習試合で調子がいい。10日の阪神戦(マツダ広島)では、ガンケルのインコースをうまくさばいて満塁弾。画面を通してだが、原監督が課題と言っていたグリップの位置も、体の前で、ゆったりしていたように見えた。彼の中にも、今年が勝負という気持ちが強いのだろう。佐々岡真司新監督になったことで、もう一度、自分をフラットに見てもらおうと、気持ちを奮い起こしているんじゃないかな。

自主トレでは、後輩の鈴木誠也からもアドバイスをもらったらしい。この世界、実績もそうだが、年齢は大きい。プライドを捨て、絶対に結果を出そうと覚悟を決めたんだなと思った。そうは言っても、現状では、ほかの選手の兼ね合いもあってスタメンは簡単じゃないが、左投手用のスタメンで終わる選手じゃないと思う。プライドを捨てたプリンスが、今年、必ず花を咲かせる、と俺は思っている。(写真=BBM)

(※引用元 週刊ベースボール

関連記事

巨人以外で、3連覇達成はカープだけ…佐々岡監督は覇権奪回なるか!

巨人以外で、3連覇達成はカープだけ…佐々岡監督は覇権奪回なるか!

プロ野球の連覇の記録 広島は2016年から18年まで、リーグ3連覇を果たしたが、1950年に2リーグ制となって以来、セ・リーグで連覇を果たしたケースは10度ある。しかし巨人以外で3連覇を達成したのは広 …

佐々岡監督のコメントに疑問の声…前提から間違ってる?代打策に批判

佐々岡監督のコメントに疑問の声…前提から間違ってる?代打策に批判

12日に行われた広島対巨人の一戦。「1-2」で広島が敗れた試合の明暗を分けたのが、広島のプロ9年目・31歳の上本崇司のバント失敗だった。 痛恨のミスが飛び出たのは、「1-2」と広島1点ビハインドで迎え …

打順別に打率を比較…完全に二面性、2019年カープは強い?弱い?

打順別に打率を比較…完全に二面性、2019年カープは強い?弱い?

最後を締める投手が不安定 広島は交流戦5勝12敗1分けで最下位。ただし、2018年も7勝11敗。もともと交流戦は得意ではない。ただ、前年は、セの他球団は最下位だったヤクルトを除けば、すべて負け越しとな …