広島の新助っ人で、開幕からリリーフエースを任されていたテイラー・スコット投手(28)が3日、出場選手登録を抹消された。代わりに中村恭平投手(31)が今季初めて登録された。
スコットは前日2日のヤクルト戦(神宮)で5―5と同点だった9回に登板したが、先頭の坂口を四球で歩かせると、山田哲、青木に連打されて無死満塁のピンチを招き、1死も取れずに20歳主砲・村上にサヨナラ満塁弾を浴びた。
スコットは6月21日のDeNA戦(横浜)でも7回無失点と好投したドラフト1位ルーキー・森下の初登板初先発初勝利がかかっていた9回に登板し、先頭のソトから佐野、ロペスといずれも右方向に3連打されて無死満塁のピンチを招くと、続く宮崎に右中間へ2点適時二塁打を打たれて1死も取れずにサヨナラ負けを喫した。
スコットのこれまでの成績はいずれもリリーフで5試合に登板し、0勝2敗0セーブ。5試合で計3イニングを投げて打者22人に10安打され3四球、4奪三振の7失点で、防御率は21・00となっている。
(※引用元 スポニチアネックス)